窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

小山、小名浜、北九州、秦野でラーメン4軒

2018年04月07日 | 食べ歩きデータベース


  ちょうどこの時期は、仕事で弊社の全営業所を回っていた関係で、各地のラーメンを食べるということが続いていました。そこで今回は、その中から四つをご紹介。まずは、栃木県小山市の「龍麺」。これまで何度も小山を訪れていながら、実は佐野ラーメンを食べたことがありませんでした。そこで、駅近くの龍麺に寄ってみたという訳です。

  初めて見る佐野ラーメンですが、まず透き通ったスープの薄さにびっくり。しかし、このあっさりしたスープに縮れた平麺がよく絡みます。器全体に広がる大きなチャーシューと組み合わさることにより、味のバランスが取れ丁度良い塩梅だと思いました。お店曰く、麺は固めということでしたが、むしろ柔らかめに感じました。



  さらに、偶然隣に座っていたおじさんが注文した餃子を目にし、その大きさに再びびっくり。気になったので、餃子も追加しました。普通のラーメン屋で出てくる餃子の1.3倍くらいありました。これで一皿400円。

  冒頭の写真をFBに掲載したところ、多くの人が佐野ラーメンと言えば佐野市のおぐら屋がお勧めだとおっしゃっていました。いずれそちらにも行ってみたいと思います。



  続いて、福島県小名浜市のチーナン食堂。小名浜漁港すぐ裏の住宅街にあり、漁港で仕事をする人たちに長年愛され続けているお店のようです。スープはあっさりとした豚骨スープ、そこに背脂が少し加わってコクを増しています。麺は昔のラーメンを思い起こさせる、あまりコシの強くない麺。これまた大きなチャーシューがのっています。

  都会のラーメンのような洗練された感じではなく、ややクセのある荒削りのラーメン。しかし、この荒々しさが寒風吹きすさぶ東北の漁港には合っているのかもしれません。好き嫌いが分かれそうな味ですが、好きだと中毒性がありそうなラーメンです。



  弊社営業所がある、北九州市京都郡苅田町でも見かける有名な筑豊ラーメンのチェーン店。既に昼食を済ませた後でしたが、飛行機の出発時刻まで時間があるという理由で、北九州空港内のラーメン店、山小屋に行ってきました。

  九州の豚骨ラーメンと言っても、地方により実に様々ですが、こちらのは非常にあっさりとしていて、うまみを感じるラーメンでした。豚骨独特の臭みもなく、先ほどのチーナン食堂のラーメンが中毒性だとするなら、山小屋のラーメンは飽きの来ない味です。



  今回の最後は、神奈川県秦野市の阿闍梨。秦野界隈は国道246号が通り、工場も多いことからラーメンの激戦区。その中でも「なんつっ亭」と並び、良く知られた有名店です。小田急線渋沢駅に近く、僕も秦野工場へ行った際は良く行くところです。そしてよく食べるのが、写真の阿闍梨一番だし醤油らーめん(かきあげ・全部のせ)です。

  あご・鰹節・豚骨・鶏ガラを組み合わせた醤油スープに、大きなかき揚げとバラ肉のチャーシューがのっていますが、くどいと言うことは全くありません。お勧めのラーメン店の一つです。

龍麺



栃木県小山市大字出井1777−8



チーナン食堂



福島県いわき市小名浜栄町66-30



九州筑豊ラーメン山小屋 新北九州空港店

福岡県北九州市小倉南区空港北町6



麺や阿闍梨

神奈川県秦野市柳町1-32-2



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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