窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

Domaine Du Nozay Sancerre 2007

2009年03月04日 | ワイン・日本酒・ビール
 
 珍しく(このブログでは初)白ワインです。しかし、僕はこのドメーヌ・ド・ノゼ・サンセールのソーヴィニョン・ブランが以前から好きで、初めて飲んだのは2005年もの。その後2006年もの、2007年ものと飲みましたが、2007年もよい出来だと思います。

 ソーヴィニョン・ブランらしい、芝草・ピーマンを思わせる香りに青リンゴやハーブのような爽やかさ。1日にミンティアの黒い奴を2箱食べる僕としては、この爽やかさが他の白ブドウに比べてソーヴィニョン・ブランが好きであることの理由かもしれません。

 緑がかった薄い黄色、グラスの底の方はほとんど透明なのですが、フレッシュな果実味に上品な酸味があり、口に含むと硬水を思わせるミネラルを感じるのは、貝殻や火打石を多く含むドメーヌ・ド・ノゼの土壌を反映してのことなのかもしれません。余韻は細く、長く、本当に爽やかでリフレッシュできるワインです。

 2,400円というコストパフォーマンスも上出来。度数は12.5%です。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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ラ・トマト

2009年03月03日 | BAR&WHISKY etc.
  たまたま立ち寄った関内の立ち飲みバーで飲んだトマトのリキュール、「ラ・トマト」です。その名の通り、香りからしてトマトの青臭い匂いがします。そして味の方は普通のトマトよりも濃い甘み、濃厚なプチトマトのようです。

  トマト嫌いの方には大変でしょうが、トマトが好きな方にとってはトマトの美味しさを再発見してしまうリキュールです。アルコール度数も18%なので、ロックであればすいすいと飲めてしまいます。セロリなどの野菜スティックと合わせるとより美味しく飲めそうです。

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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2009年2月アクセスランキング

2009年03月02日 | 人気記事ランキング
2009年2月にアクセスの多かった記事、ベスト10です。

1 リサイクル軍手の工場見学
2 インド料理 ガナパティ
3 ささがねの蜘蛛
4 繊維リサイクルの歴史 【004】反毛のはじまり
5 ブラックアダー試飲会
6 マイクロソフトカップ2009準決勝「東芝vs神鋼」
7 繊維リサイクルの歴史 【016】需要面の問題
7 Whisky Magazine Live! 2009
9 NHK「古着は世界をめぐる」を観て
9 三橋貴明さん
9 中竹竜二監督

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ブラックアダー試飲会③

2009年03月01日 | BAR&WHISKY etc.
4.ブラックアダー・ピートリーク(Blackadder Peat Reek )



  アルコール度数は60.9度。強いピート香がありながらモルトらしい甘みがあり、一口飲んで文句なしに美味しいと思いました。"Peat Reek"の名の通り、大変強くピートを焚きこんだ麦芽大麦を厳選して作られたシングルカスクだそうです。

  因みに、ロビンによればラベルに描かれた人物がブラックアダーで、伝説では彼の剣は邪悪の勢力を打ち負かし、その後北スコットランドを統治したのだそうです。

5.グレンアギー 1981 (Glenugie)



  スコットランドで最も東に位置する蒸留所のウィスキー。61.8度。シェリー香にモルトらしい甘み。これまでのウィスキーに比べれば少し余韻が長く感じ、度数をあまり感じさせません。



  さて、最後になってしまいましたが、前回の試飲会ではまだ英語版しかなかった"The Malt Whisky File "の日本語版が発売されました。11年ぶりとなる第2版はスコットランドばかりでなく、今注目のインドや日本を含む世界137ヶ所のウィスキー蒸留所、550のテイスティングノートを収録しており、「紛れもなく最高のスコッチウィスキーガイド」(ティム・アトキン『エスカイヤ』誌)、「驚くべき調査量」(『スコッツマン』誌)と評されています。僕も日本の項を斜め読みしてみましたが、確かに「よくぞここまで」と思うほど調べられており、読み物としてもかなり楽しいのではないかと思います。この日購入すれば共著者であるロビンのサイン入りでした。本のサイズも大きくないので、持ち運びにも便利です。

こちらは英語版です。

The Malt Whisky File: The Essential Guide for the Malt Whisky Connoisseur

Canongate Books Ltd

このアイテムの詳細を見る


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