窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

活魚 浜んこら

2009年03月27日 | 食べ歩きデータベース
  今回は新橋の穴場的お店をご紹介します。新橋駅より烏森通り沿い、アスティルというパチンコ屋兼サウナの建物の裏通り、小さな呑み屋が立ち並ぶいかにも新橋といった雰囲気のところにあるお店です。そのお店も非常に入口の狭い建物の二階にあり、見つけるのに少し苦労するかもしれません。

  お店の名前は「浜んこら」。九州の天草で朝水揚げされた旬のお魚を食べさせてくれるところです。座るのにも苦労するくらいの本当に小さなお店ですが、女将さんである中嶋友子さんの腕は確かです。



  とれたて新鮮の魚は多くの九州出身者を引きつける様で、お客さんはやはり口コミで伝わった九州の方が多いようです。九州出身であるタレントのタモリもここで還暦祝いをやったそうで、お店にはサインが飾ってあります(写真左)。



  この日は取材を兼ね、女将さんお任せで色々味わってみました。まずは鯵から。新鮮な魚に焼酎があれば言葉は要りません。



  海栗です。二つに割った海栗をそのまま何もつけずに食します。白いご飯をもらって海栗丼にして食べるとより風味がましますので、是非試してみてください。



  食べるのに夢中で写真撮るのを忘れてしまったのですが、上の写真で海栗の後ろに写っているのが五島列島近海の名物「みな貝」です。粒は小さいですが、サザエよりも味が濃いと言われており、珍味です。



  ゆで蛸、しかも卵つき。蛸の卵というのを初めて食べました。



  あおさの天麩羅。「あおさ」は海苔の一種で、九州ではそのまま味噌汁に入れたりします(味噌汁の写真は撮り忘れました)。沖縄では「あーさー」といったりしますね。あおさの味噌汁を見たとき、幼少の頃福岡の祖母にあおさの味噌汁を作ってもらった記憶が実に30数年ぶりに甦りました。



  そしてこの日は幸運でした、カワハギです。勿論、肝つき。あっさりした白身ですが平目よりコクがあるカワハギは芋焼酎と合わせると最高です。このお店では九州定番の「後造り」は勿論あり、刺身を食べ終わった後は味噌汁にしてもらえます。

「活魚 浜んこら」

東京都港区新橋三丁目14-1
連絡先:090-4588-1867

人数が多い場合は、すぐ近くの別の店で営業する場合もあります。カレーが絶品との評判なのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

「元気が出る店 よかとも」

東京都港区新橋三丁目10-6
烏森ミズサワビル2階



  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

よろしければクリックおねがいします!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする