窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

雑誌記事掲載のお知らせ

2009年06月11日 | リサイクル(しごと)の話
 TKC株式会社発行の雑誌『戦略経営者』6月号12-13頁に当社の記事が掲載されました。

 繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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いくら回されても針は天極を指す

2009年06月10日 | その他
  先日子供の学校に行ったとき、「いくら回されても針は天極を指す」と題して教頭先生からこんなお話がありました。

  私の高校になる息子がまだ小学生の頃、仏壇に置いてあった200円を息子が盗って買い食いをしたことがありました。その話を妻から聞いた私は、仕事で面白くないことがあったこともあり、ついカッとなって息子に「いいか、お前がどれだけ悪いことをしたのか父さんが教えてやる。いまからお前に庭の池の水を五杯かける」というなり息子をパンツ一枚にして庭に飛び出しました。時はまだ2月の非常に寒いとき、妻は「そんなことをしたら息子が死んでしまう」と泣いて止めましたが、私はききません。「それなら、お前を育てたのはこの父さんだから、父さんがまず池の水を五杯かぶる」といって、私も服を脱ぐと氷のような池の水を頭からザブザブとかぶりました。

  ふと息子の方をみると、息子は極寒の中、私のかぶる水のしぶきがかかるのをよけようともせずただ涙を流しながらじっと立っているではありませんか。私は不憫に思いましたが息子にまず水を三杯、あとの二杯は半分位にしましたがそれでも約束どおり五杯の水をかぶせました。そしてかぶせ終わるや息子を抱いて風呂に駆け込みました。すると息子は自分もずぶ濡れであるにもかかわらず、やはりただ涙を流しながら手拭で私の腹を拭いているのです。私は思わず息子を抱きしめました。この時ほど「ああ、こいつは俺の血を分けた息子なのだ」と思ったことはありません。それからというもの、息子はたとえ床に落ちている物でも自分の物でないものは一切盗ったりはしなくなったのです。

  閏覚えなので一部不正確な部分もあると思いますが、あるPTAであったお話だそうです。「いくら回されても針は天極を指す」というのは詩人高村光太郎の言葉だそうですが、つまり方位磁石がいかに回されても必ず北の方角を指すように人として狂わせていけないものは必ず守る、これが教育であるということでした。いいお話だったと思います。

  「天地の道は恒久にして已まざるなり」といいますが、いかに変化の激しい時代であろうと価値観をぶれさせない心の羅針盤をしっかりと持っていきたいものです。

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Nocino (ノチーノ)

2009年06月09日 | BAR&WHISKY etc.


 しばらくご無沙汰していたPPRで呑んだノチーノという青胡桃のリキュールです。常連さんが色々なものを持ち込むので、その時々でメニューにないお酒やおつまみが登場するのもここの魅力の一つです。

 そもそも胡桃が最初は青いということ自体知りませんでしたが、イタリア北部などで作られるお酒で、リキュールにまだ青い状態の胡桃を漬け込みクリスマスのお祝いに呑むのだそうです。写真のノチーノはチェコ産です。

 味ですが、どろっとしていて餡蜜にかける黒蜜そのもの。ちびちび飲みましたがどうにも甘すぎて耐えられません。まるでカブトムシにでもなったかのようです。



 そこで途中からソーダ割りにしてもらいました。これなら爽やかに呑めます。久しぶりのPでちょっとした珍しい体験でした。

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リサイクル軍手 よみがえり

2009年06月08日 | リサイクル軍手の世界


  クラボウが生産過程で発生する切れ端などをリユースして原料の一部に使う「アースデニム」のジーンズ生産を本格化させるというニュースがありました。それによれば、リユース素材を使うことにより製造工程で発生するCO2がジーンズ1本あたり30g少なくなるのだそうです。

  ここで述べられているCO2発生抑制量も理屈は以前「リサイクル軍手の環境における優位性」でお話したことと基本的に同じです。リサイクル軍手は重さ約50gで通常の軍手より約32gのCO2を抑制できます。ジーンズは1本の重さが700g位ですから、それに換算すると448gになりますね。

  上の写真は当社のリサイクル軍手、「特殊紡績手袋 よみがえり」です。以前、「不足の美とリサイクル」でも少しご紹介しました。現在「横浜開国博Y150」の巨大花時計プロジェクトで大活躍しています。この手袋は原料の7割に古着を原料とした、特殊紡績によるリユース糸が使われています。特殊紡績が生み出す独特の風合いのよさだけでなく、古着を原料としているために製造ロットごとに違った色合いがでてくるというユニークさが特徴です。

  「よみがえり」とは文字通り「蘇る」ということですが、その語源は「黄泉・帰り」、つまり「死の世界から帰る」という意味だといわれています。『古事記』によれば、黄泉から帰った伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、竺紫日向之橘小門之阿波岐原(つくしひむかのたちばなをどのあわきがはら)で禊祓(みそぎはらい)をし、黄泉でついた汚れを祓いました。この時、天照大神(あまてらすおおみかみ)・月読尊(つきよみのみこと)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)などを始めとする万物の神々が生まれたそうです。このような神話は植物や動物は死んで朽ちて土に返り、またそこから新たな生命が生じるという温帯モンスーンに属する日本列島の気候風土が育んだ自然観から生まれたのではないかと考えられますが、要するに日本には古来から死んだ者はそこで終わりではなく、また新たな生命の源になるのだという自然観、宗教観がもともとあり、そこに「蘇」という漢字が当てられ今日の「蘇り」という言葉になったのだと思われます。

  リサイクル軍手「よみがえり」の名前には、一度衣料としての生命を終えた古着が原料となり手袋という新しい生命となって生まれてくるという意味が込められています。さらに「よみがえり」は繊維リサイクルが日本人の自然観、宗教観に根ざした伝統文化に端を発しているというルーツとしての意味も表しています。日本が江戸時代には世界に類を見ない「リサイクル社会」であったことは良く知られていますが、そのような社会が形成された背景には、島国という地理的条件や他国との交易を制限していたという政治経済的制約条件ばかりでなく、上記のような日本人が古来から持っていた自然観、宗教観が少なからず関与していたと思います。「よみがえり」はわれわれの心に深く根ざした概念でそれは今日でも変わらず生活の至るところに現れているのではないでしょうか。

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雑草だけ食べる山羊はいないのか...

2009年06月07日 | その他


 引き続き朝から雑草とり。写真手前が雑草を除草した本来の姿、その向こうの緑で覆われている部分がみな雑草です。



 開港祭の翌日、ところどころ花が踏み荒らされていたのは残念でした。



 朝6:00にもかかわらず、学生ボランティアさんが3名駆けつけてくれました。本当にありがとうございます、お陰さまで助かりました。

 これからも雑草との格闘は続きます。

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横浜開港祭2009

2009年06月06日 | その他


 6月2日は横浜の開港記念日。それを記念して毎年行われている「横浜開港祭」を実に25、6年ぶり位に訪れました。当時は「横浜どんたく」と呼んでいたように記憶していますが、古本販売を手伝いをしたのです。初めてギアつきの中古自転車を買ってもらって嬉しかったな...。1週間もしない内に盗まれてしまいましたけど。



 開港記念日は横浜市立の学校は休みのため、平日にもかかわらず大変な人出でした。特に今年は開港150周年を記念する開国博(こちらは50年に1度ですが、開港祭は毎年やっています)と重なっていますので、例年以上に盛り上がったのでしょう。

 上の写真は横浜市安全管理局(消防局)の特別高度救助隊で使われる特別救助工作車です。つい最近、この特別高度救助隊を舞台にしたドラマが中丸君主演でやっていましたね。その影響もあってか、会場は大人気でした。



 マストいっぱいに展帆した海王丸。その後ろに見える3本マストの船がハウステンボスから開国博のために横浜に寄港している「観光丸」です。一般に「黒船」なんて呼ばれていますので、ペリーの黒船「サスケハナ号」の復元かと思いがちですが、幕府が長崎に設けた海軍伝習所のためにオランダが寄贈した木造蒸気船「観光丸」(現在一般的に使われている「観光」という言葉はここからとったものと言われています)を復元したものです。排水量は350t。ペリーのサスケハナ号は2,450トン位であったと言われていますから、ちょうど上の写真の海王丸位の大きさになります。いくら幕末の日本人でも、さすがに後ろの350t程度の船に驚いたりはしなかったでしょう。因みに勝海舟を艦長として太平洋を横断した咸臨丸は観光丸の倍近くの大きさになりますが、それでもそんな小さな船でよく太平洋を渡ったものだと思います。



 海上保安庁の船艇パレード。海上保安庁も映画「海猿」で知名度を上げましたので、結構人気でした。他にも航空自衛隊「ブルーインパルス」による展示飛行があったのですが、僕が会場入りしたときには既に終わっていました。



 開港150周年という節目の年に最下位を突っ走る我らが横浜ベイスターズ。140周年のときは日本一の翌年で少なくともAクラスであったのですが...



 今ではすっかりおなじみになったスポーツチャンバラ。これも田邊哲人さんという方が横浜で創始した、横浜生まれの競技です。見ているとなかなか楽しそうですよ。

 この日は生憎2時間程度しか居られなかったので、夜の大花火などを見ることができなかったのですが、本当にお祝いムードいっぱいのイベントで大盛況でした。

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久しぶりに秦野に行ったら...

2009年06月05日 | リサイクル(しごと)の話


 久しぶりに秦野工場へ行くと、敷地内の緑地にお花が植えてありました。聞くと選別作業スタッフの方が「花が好きだから」ということで植えてくださったのだとか。



 殺風景なリサイクルの現場がちょっとした心遣いでとても綺麗になりました。「ここに花があったらいいのにな」と思うだけでなく実際に植えてくださる気持ちが嬉しいですし、そういうところに配慮が及ばない自分は少し余裕をなくしているなとも思います。花を見て嫌な気持ちになる人は普通いませんので、これから梅雨のうっとおしい季節に入るにあたり、ここを訪れる皆さんの気持ちを和ませてくれるものと思います。

 ありがとうございました。

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花時計、雑草まみれ

2009年06月04日 | その他


 5月31日、朝6:00。出張や学校訪問が続いたりで、久しぶりに花時計のメンテナンスに行ったところ、何と花の隙間という隙間に雑草が生い茂り花時計が変わり果てた姿になっていました。



 4月以降ずっと週末にまとまった雨が降り、かつ平日は晴天に恵まれ花にとって誠によろしい日が続いていたのですが、花にとって好都合ということは雑草にとっても好都合ということですね。直径40mもある花壇の雑草を取り除く、容易ならざることはすぐに分かりますがやるしかありません。



 この日の朝集まった3名でとにかく雑草取りを開始。特にベゴニアは茎が弱く、強く曲げると折れてしまうので注意が必要です。したがって、雑草取りも遅々として簡単には進みません。



 1時間かけてようやくこれです(写真上)。もっと人を動員してやりませんと抜く傍から雑草は生えてくるでしょうから、雑草とのいたちごっこになってしまいます。たかが花の手入れと思われるかもしれませんが、この巨大花時計を9月末まで素人手で維持することはそう甘くないようです。

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植え替え用の花を皆で育てよう

2009年06月03日 | その他
 例の花時計ですが、来る7月19日に一部メンテナンスのための植替えイベントを予定しています。その植替えのためのお花を皆さんに育てていただこうという趣旨で、文字通り花咲町にある小学校にお邪魔しました。



 準備したのはベゴニア800株分の本当に小さな幼苗。これを三年生の皆さん100名で、これから約1ヶ月半にわたり育てていただきます。



 この日は幼苗を育てるためにポッドに移し替える作業。限られた時間の中、100人の小学生で800株をこなすのですが、学校側の事前準備が入念で本当に助かりました(ありがとうございます)。



 そして子供達も最初集合して説明したときは「本当に分かってもらえたかな」と少し心配でしたが、いざ始めてみると驚くほど手際よくあっという間に800鉢のポッドが出来上がってしまいました。むしろあまりにあっけなく終わってしまい、子供達から「もっとやりたい」と口々に求められてしまったほどです。今日物足りなかった分、これから水遣りなどで皆さん大切に育てていただけるのではないかと思います。



 子供達が移し替えたポッドです。早く終わっただけでなく、一つ一つが本当に丁寧でした。皆さん幼苗の葉っぱ一つ取れないよう気をつつかってくれていたようです。本当にありがとうございました、しばらくたら花が大きくなった姿を見に来たいと思います。

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Bar Lancha

2009年06月02日 | BAR&WHISKY etc.


 桜新町にあるバー、ランチャ。僕の行動範囲からですと少々不便なのでなかなか訪れることができないのですが、このランチャにはあるジンクスがあります。それは「ランチャでは必ず寝てしまう」というもの。



 それはこの落ち着いた雰囲気のためなのか、豊富なボトルを前にしてつい呑み過ぎてしまうためなのか分かりませんが、いずれにしても今度こそそれを破りたいと思います。



 この日は大相撲の帰り、そもそもランチャのバーテンダーである新倉さん達にお誘いいただいて初めて大相撲観戦に行ったわけですが、仕事に戻られる新倉さんについていく形でランチャ入りの運びとなったわけです。最初はたまたま目に付いたブラントンのロックから。



 こちらはポールララニャガ(POR LARRANAGA)というハバナ(キューバ)の葉巻。シガーについては良く知らないので、これくらいに。



 アレキサンダーを頼んだあたり、そろそろ飲み飽きていたのかなという気がしないでもありません。そして、このあと確かにギムレットを飲んでいたはずなのです。にもかかわらず写真がありません。要するに今回も寝てしまったのでした...

 久しぶりにランチャを訪れて悟ったことがあります。「ランチャに行くと寝てしまう」のではなく「寝てしまうまでランチャにいる」だけなのだということを。

Bar Lancha

東京都世田谷区桜新町1-3-8
TEL 03-5758-3278



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