窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

横浜開港祭2009

2009年06月06日 | その他


 6月2日は横浜の開港記念日。それを記念して毎年行われている「横浜開港祭」を実に25、6年ぶり位に訪れました。当時は「横浜どんたく」と呼んでいたように記憶していますが、古本販売を手伝いをしたのです。初めてギアつきの中古自転車を買ってもらって嬉しかったな...。1週間もしない内に盗まれてしまいましたけど。



 開港記念日は横浜市立の学校は休みのため、平日にもかかわらず大変な人出でした。特に今年は開港150周年を記念する開国博(こちらは50年に1度ですが、開港祭は毎年やっています)と重なっていますので、例年以上に盛り上がったのでしょう。

 上の写真は横浜市安全管理局(消防局)の特別高度救助隊で使われる特別救助工作車です。つい最近、この特別高度救助隊を舞台にしたドラマが中丸君主演でやっていましたね。その影響もあってか、会場は大人気でした。



 マストいっぱいに展帆した海王丸。その後ろに見える3本マストの船がハウステンボスから開国博のために横浜に寄港している「観光丸」です。一般に「黒船」なんて呼ばれていますので、ペリーの黒船「サスケハナ号」の復元かと思いがちですが、幕府が長崎に設けた海軍伝習所のためにオランダが寄贈した木造蒸気船「観光丸」(現在一般的に使われている「観光」という言葉はここからとったものと言われています)を復元したものです。排水量は350t。ペリーのサスケハナ号は2,450トン位であったと言われていますから、ちょうど上の写真の海王丸位の大きさになります。いくら幕末の日本人でも、さすがに後ろの350t程度の船に驚いたりはしなかったでしょう。因みに勝海舟を艦長として太平洋を横断した咸臨丸は観光丸の倍近くの大きさになりますが、それでもそんな小さな船でよく太平洋を渡ったものだと思います。



 海上保安庁の船艇パレード。海上保安庁も映画「海猿」で知名度を上げましたので、結構人気でした。他にも航空自衛隊「ブルーインパルス」による展示飛行があったのですが、僕が会場入りしたときには既に終わっていました。



 開港150周年という節目の年に最下位を突っ走る我らが横浜ベイスターズ。140周年のときは日本一の翌年で少なくともAクラスであったのですが...



 今ではすっかりおなじみになったスポーツチャンバラ。これも田邊哲人さんという方が横浜で創始した、横浜生まれの競技です。見ているとなかなか楽しそうですよ。

 この日は生憎2時間程度しか居られなかったので、夜の大花火などを見ることができなかったのですが、本当にお祝いムードいっぱいのイベントで大盛況でした。

 繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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