窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

ジャパンラグビートップリーグ2014 2ndステージ パナソニックvs神戸製鋼

2014年12月14日 | スポーツ観戦記


  今年はなかなか機会がなく、これが今シーズン初のラグビー観戦。秩父宮ラグビー場へパナソニックvs神戸製鋼の観戦に行ってきました。2ndステージ・グループAで首位に立つパナソニックと前節でサントリーを破っている神戸製鋼との好カードです。好天に恵まれましたが、非常に強い風が吹く中でのキックオフでした。



  さて、前半は神戸製鋼が優位に試合を進めます。まず13分、パナソニック陣22mライン付近から、ショートキックでパナソニックのディフェンス裏に出したボールを中濱選手がインゴールで獲得してトライ。テレビマッチオフィシャルによる判定となりますが、認められました(ゴール成功)。

  その直後、ハーフウェイライン付近でパナソニックのバーンズ選手がドロップゴールを狙いますが、そのボールをベッカー選手がチャージ。そのまま走りきってトライ(ゴール成功)。瞬く間に0vs14となります。



  パナソニックの反撃は20分。バーンズ選手が40m程のペナルティーゴールを決め、3vs14。



  しかし神戸製鋼も23分に山中選手が30m程のペナルティーゴールを決め、再び突き放します。



  33分、山中選手がペナルティーゴールを決め、さらに3点追加。



  34分、神戸製鋼陣10mライン付近でパナソニックのホワイトロック選手がこぼしたボールを神戸製鋼の井口選手が大きくキック。山下選手がさらにキックし、インゴールで自ら抑えてトライ(ゴール成功)。これで3vs27、24点差という神戸製鋼の大量リードで折り返します。

  固いディフェンスの印象があるパナソニックですが、前半は要所でのミスが目立ちスピードのある神戸製鋼のBK陣にいいように切り裂かれているように見えました。



  ところが後半に入るなり、パナソニックの猛攻が始まります。開始早々から神戸製鋼は自陣ゴール前に釘付け。反則を繰り返す中、鈴木選手がシンビンで一時退出となってしまいます。



  パナソニックの神戸製鋼陣ゴール前での猛攻は続きます。連続攻撃を繰り返す中、山田選手がついに神戸製鋼のディフェンスをかわしてトライ。ゴールキックは失敗しますが、パナソニックが反撃を開始します。8vs27。



  18分、神戸製鋼陣ゴール前5mラインアウトから、パナソニックが攻め込み、最後は堀江選手がゴールポスト下に回りこんでトライ(ゴール成功)。これで15vs27。



  22分、パナソニック陣10mライン付近で、何と俊足のピーターセン選手が神戸製鋼のパスをインターセプト。そのまま約60mを走りきり、トライ(ゴール成功)。24点あった点差があっという間に5点差。試合の流れは完全にパナソニックに傾き、神戸製鋼は防戦一方となります。



  そして30分、ハーフウェイライン付近でのペナルティーキックからパナソニックが速攻を仕掛け、田中選手、堀江選手、最後は稲垣選手と鮮やかに繋いでついに同点のトライ。個人的には、その前に神戸製鋼の井口選手が自分でボールを引っ張りすぎたのが悔やまれます。



  ゴールも決まり、パナソニックが29vs27と逆転します。前半とは余りにも対照的な展開でした。この時点で31分。



  神戸製鋼はラストプレーで自陣からボールを繋ぎ、山下選手が一瞬抜け出て見せ場を作りましたが届かず。神戸製鋼にとっては余りにももったいない敗戦でした。パナソニックはこれで勝ち点14の首位。神戸製鋼は勝ち点9で6位に後退してしまいました。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする