新橋・烏森通りから少し横路に入ったところにあるダイニング・バー。先日、20年ぶりに再会した先輩から教えていただきました。
バーとしてウィスキーや日本酒などお酒も充実していますが、料理とりわけ新鮮な魚介類のメニューが豊富。食事のために訪れても十分満足できるお店でした。
まずはお通しのあん肝ポン酢から。
この日は人数が揃うまでに時間がかかったので、つなぎとしてハラペーニョの天ぷら。程よい辛さでビールのつまみにはもってこいです。
魚介のアヒージョ。
これからの季節、お勧めの焼き牡蠣(生もあり)。ふっくらと焼き上がり、かつクリーミー。日本酒によく合います。
合わせた日本酒は、栃木のお酒「鳳凰美田(wine-cell)」。何とワイン酵母と磨き55%の山田錦で醸した純米吟醸酒。赤ワインを思わせるチェリーのような淡く華やかな香りがあります。料理に合わせず単体でも素晴らしく美味しいお酒でした。一升瓶ですが、ワインボトルのようなエチケットもお洒落です。
鴨のロースト。
名物、マグロのテール焼き。尻尾の付け根部分でこれだけの大きさがあるわけですから、本体のマグロがどれだけ大きかったか想像がつきます。やはり運動量の多い部位のためか、意外と脂身が少なく肉のうま味が凝縮しています。希少部位のため、手に入った時しか食べられないようです。
山形のお酒「杉勇(裏ラベル)」。山田錦35%精米、希少な大吟醸原酒。かなり飲んだ後でもしっかりとした、力強い飲みごたえが感じられ、かなり好きなお酒でした。
最後はお腹を満たすために、魚介のマルゲリータ。
またひとつ良いお店を教えていただきました。周辺にも気になるお店をいくつか発見しましたので、それはまた別の機会に。
炭ダイニング 快
東京都港区新橋2-13-3 杉田ビル1階
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした