都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「田口和奈 - そのものがそれそのものとして - 」 シュウゴアーツ
シュウゴアーツ(江東区清澄1-3-2 5階)
「田口和奈 - そのものがそれそのものとして - 」
4/11-5/23

てっきり『モンタージュ絵画』の新作が並んでいるのかと思いきや、そこにあったのはまるで宇宙を連想させる星々の瞬きでした。シュウゴアーツで開催中の田口和奈の個展へ行ってきました。
同画廊のホワイトキューブに並ぶのは、モンタージュ絵画同様、モノクロの質感を見せながらも、それらとは一転した、グレーに点々とした白の煌めく一種のギャラクシーです。そこにはあたかも天体望遠鏡を覗いて見たかのような宇宙の景色が広がり、また時に人影を象るかのような陰影を見せながら、空間全体を静かに取り囲んでいます。その場はあくまでも寡黙であり、そして神秘的でした。
今回の展開は田口の新境地と言って良いのでしょうか。佐倉のカオスモス、そしてVOCA、または先日の南千住のアプリュスと追っかけてきた彼女の、これまでにはない世界が示されていました。
お馴染みのモンタージュ絵画も展示されていましたが、この展開をどう受け止めるべきか、率直なところ迷います。
23日までの開催です。
「田口和奈 - そのものがそれそのものとして - 」
4/11-5/23

てっきり『モンタージュ絵画』の新作が並んでいるのかと思いきや、そこにあったのはまるで宇宙を連想させる星々の瞬きでした。シュウゴアーツで開催中の田口和奈の個展へ行ってきました。
同画廊のホワイトキューブに並ぶのは、モンタージュ絵画同様、モノクロの質感を見せながらも、それらとは一転した、グレーに点々とした白の煌めく一種のギャラクシーです。そこにはあたかも天体望遠鏡を覗いて見たかのような宇宙の景色が広がり、また時に人影を象るかのような陰影を見せながら、空間全体を静かに取り囲んでいます。その場はあくまでも寡黙であり、そして神秘的でした。
今回の展開は田口の新境地と言って良いのでしょうか。佐倉のカオスモス、そしてVOCA、または先日の南千住のアプリュスと追っかけてきた彼女の、これまでにはない世界が示されていました。
お馴染みのモンタージュ絵画も展示されていましたが、この展開をどう受け止めるべきか、率直なところ迷います。
23日までの開催です。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
SEARCH
CATEGORY
展覧会(2243) |
内覧会(215) |
ギャラリー(1024) |
美術一般(359) |
美術作品(82) |
記者発表会(15) |
寄稿・更新情報(63) |
レクチャー@展覧会(33) |
WEBで見る展覧会(26) |
カフェ@美術館(11) |
行楽・旅行(99) |
コンサート(120) |
クラシック音楽(120) |
映画(16) |
書籍・書店(54) |
演劇(2) |
お知らせ/その他(62) |
予定と振りかえり(293) |
ブログリンク(1) |
このブログについて(1) |
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
nerotch9055/『キース・ヘリング展 アートをストリートへ』 森アーツセンターギャラリー |
nerotch9055/『山本基 時に宿る – Staying in Time–』 YUKIKOMIZUTANI |
genkidase/画家、佐伯祐三の回顧展が東京ステーションギャラリーにて開かれています |
nonnonnowaqwaq/画家、佐伯祐三の回顧展が東京ステーションギャラリーにて開かれています |
nerotch9055/『江口寿史イラストレーション展 彼女』 千葉県立美術館 |
さなえ/青森の美術館をめぐる旅:十和田・青森・弘前 Vol.2青森県立美術館・国際芸術センター青森 |
nerotch9055/絵本作家、かこさとしの展覧会がBunkamura ザ・ミュージアムにて開催されています |
うりぼん/『彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動』 町田市立国際版画美術館 |
aoikitakaze4390031/ウィークリーブック『隔週刊 古寺行こう』 小学館 |
onscreen/2022年上半期に見たい展覧会5選 |
BOOKMARK
artscape |
artgene |
art-it |
Internet Museum |
Kalonsnet |
Pen-Online |
Tokyo Art Beat |
アートアジェンダ |
イロハニアート |
東京アートカレンダー |
国立美術館 |
文化遺産オンライン |
CLASSICA |
ぶらあぼ |
ブログリンク集 |
楽活 |