◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「束の間のティータイム」って?

2013-07-24 18:29:52 | 言葉についてあれこれ
                               はぁむてぃ~

 今日は「めざましテレビ」特集・・・といっても、このごろはほとんど見ていないのでだいぶ前にメモしたものですが。まず、「束の間のティータイムを過ごしていた」という妙なナレーション。忙しくてもティータイムぐらいあるでしょ、鳩山さんだし、毎日、普通に。束の間の命、束の間の夢、束の間の・・・お茶の時間?
 「スープが麺に絡み合う」というナレーション、気持ち悪い! 「絡む」でしょ。日本食レストラン8軒のうち7軒という話で「8件中7件」というテロップ、最近よく見かけますね、みんな「軒」を知らないのかな。「2週目」というテロップ、「2周目」なのに、これは変換ミス。「官から民」なのに「官から官」だったり、「そろそろ気持ちを切り替えないといけない」と言っているのに「そろそろ気持ちを入れ替えないといけない」だったり、耳が悪いのか? 「息子をお迎えに行く」というテロップ、話し手は「子どもを迎えに行く」と言ったのに。全くどうかしてる( ̄д ̄)!
 「平安京をならって造られた」「橋が渡ってあります」と言ったリポーター(ローカルのアナウンサー?)、こういう人はテレビでしゃべってはいけません。「まるで海に潜り込んだような」と言ったのは取材班の人。「明るい場所へ置くこと」と言ったのは天気予報担当の女性。「トントン拍子で目標が達成し」は星占いで聞きました。あのね、「平安京にならって造られた」「橋が渡されています」「まるで海に潜ったような」「明るい場所に置くこと」「トントン拍子で目標を達成し」ですよ。
 「根っこから新しい芽が出始めています」と言ったのは生野アナですが、見ると、すでにだいぶ伸びて30センチほどになっており、「芽が出始めて」はおかしいなぁと感じました。「イベントが開催」と言ったのはスポーツ担当の女子アナ。これもよく聞く例ですが、「イベントを開催」が本来の形ですからね、「イベントが」に続けるならちゃんと「開催されました」と言ってください。
 「基地( ̄_)」「首都( ̄_)」「ヘックタール」「プランター(_ ̄___)」「開花( ̄_)」など、イントネーションがおかしいリポーターやナレーター、「子ども、手当法案」と繰り返したナレーター、なぜ必ず「子ども」と「手当法案」の間で切るのか、「子ども手当法案」ぐらい言えない人がなぜナレーターなのか、全く分からない( ̄Ψ ̄)。
コメント
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