◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「もう日があがっているのに」って?

2024-01-07 09:48:35 | 言葉についてあれこれ
                                   龍ならいいよ

 「もう日があがっているのにこの暗さ」は「スーパーJチャンネル」(2022/12/1)で聞いたナレーションです。天気が悪くて朝が来たのに暗い、「もう日が昇っているのにこの暗さ」です。原稿は「上って」だったのでしょうか、それを「のぼって」と読めなかったナレーターのミス?
 「教えて!ニュース ライブ 正義のミカタ」(2020/3/14)で、ボードに書いてある「酷い所」を読むときに「つらいところ、ですか?」と言った東野幸治( ̄д ̄)! 違うとは感じたけれど読み方は分からなかったようです。東野幸治は漢字が苦手だから、平仮名で書いてあげようよ。
 「羽鳥慎一モーニングショー」で何か文章を読み上げていた羽鳥慎一。文字が画面に映っていたのですが、「分かち合う」を「分け与える」と読んだのですよ、なぜ? 意味が違いますよね。AとBが分かち合う、AがBに分け与える、受け取るイメージが違います。
 「訃報(ふほう)」を「とほう」と読んだのはテレ朝のアナウンサーだった竹内由恵、「けいほう」と読んだのはフジの内田嶺衣奈アナ <( ̄д ̄)>。お手本にならないアナウンサーがいる・・・というより、お手本になるアナウンサーは非常に少ないので、影響されないように気をつけないと。
 「めざまし8」(2021/6/30)で「深酒して(しんしゅして)」と言った倉田大誠アナ、「ふかざけをして」でしょ。「切っても切り離せない」「明らかとなって」「行方不明となりました」「~を鑑みて」「入庫紹介を再び再開した」など、倉田アナも日本語力が低いですからね ┐( ̄д ̄)г。
 「サタデーステーション」(2023/1/7)で「電話の発信元」というテロップが出ているときに聞こえたナレーションは「電話のはっしんげん」でした。航空機に対する爆破予告がドイツからの電話だったという話ですから「はっしんもと」です。そもそも「発信元」は「はっしんもと」ですよ。
 「潜在能力テスト」(2023/4/18)で「茎若布」を「くじゃっくる」と読んだ山口もえ( °°)。テレビをつけたら画面に“よく見る漢字”がずらっと並んでいて、ちょうどそのとき、「茎若布(くきわかめ)」を「くじゃっくる」と読み、出演者たちもドン引き。私は即座に他チャンネルへ <( ̄д ̄)>。
 能登の地震(2023/5/5)で神社にかなりの被害が出て、手水舎や鳥居も倒壊、その様子を伝えていたアナウンサー(NHK)が「手洗い場も…」と言いました。「てみずや」「てみずしゃ」「ちょうずや」「ちょうずしゃ」と、いろいろ呼び方がありますが、そのどれも浮かばなかったのか・・・。
 「華厳の滝」を「けげんのたき」と言った若者を何かのニュースで見ました(2023/5)。地名や人名など、知らないと読めないものは世の中にいっぱいありますが、さっき「華厳の滝」を見てきた若者が「けごんのたき」だと知らないというのが、何とも・・・。
 「教えて!ニュース ライブ 正義のミカタ」(2023/5/27)で「大地震(おおじしん)」を「だいじしん」と何度も言った東野幸治。「謎解き!伝説のミステリー」(2023/7/18)で「だいじしん」と何度も言った磯田道史、ナレーションも「だいじしん」でした( ̄" ̄)。テレビなのですから「おおじしん」と言わないと!
 「去年末で契約が終了し」は「ワイドナショー」(2021/10/24)で聞いたナレーション。「スッキリ」(2022/6/1)で「去年末」と言ったみちょぱ。「去年、末」という言い方ではなく、「昨年末」と同じ調子で「去年末(きょ ねん まつ _ ̄ ̄)」って・・・むずむず( ̄" ̄)。
 「去年末に撮影されたという…」は「NEWS ZERO」(2023/5/29)で聞いたナレーション、新井麻希ナレーター( ̄" ̄)。「去年末」って (゚д゚)、やはりむずむず、もやもや。報道番組のナレーションとしてふさわしいのは間違いなく「昨年末」です。
 「報道ステーション」(2023/9/13)のナレーションとテロップが「去年末」でした。「きょ ねん まつ( ̄__)」だったので「きょ ねん まつ(_ ̄ ̄)」に比べれば抵抗感はさほど大きくはありませんでしたが、「昨年末」でいいのに、なぜ「去年末」なのか、もやもやします( ̄" ̄)。
 「NEWS ZERO」(2023/5/29)で、岸田首相が「ひとだんらくしたため」と言った直後、「いちだんらくしたため」というナレーションが流れましたが、これは「いちだんらく」が正解。政治家でも、漢字を読めない人とか、いますからね。そういえば、安藤優子や辛坊治郎も「ひとだんらく」と言っていました <( ̄д ̄)>。
 「給与住居てとう、通勤てとう、期末てとう、退職てとう等が」と言った田島麻衣子参院議員、「給与住居手当 通勤手当 期末手当 退職手当等が」というテロップ。「FRIDAY DIGITAL」の記事(2023/6/3 11:00)を見るまで、テレビマンの「銀座(ざぎん)で寿司(しーすー)」のような、政治家特有の言い方なのかと・・・、マジで (^^ゞ。
 「めざまし8」(2023/6/23)で、「破壊的な」というナレーションに「壊滅的な」というテロップ( ̄д ̄)! 他局のニュースでは「壊滅的な」でした。後日の報道では「壊滅的な爆縮」「圧壊」という恐ろしい言葉が出てきましたよ。なぜテロップと違うのでしょうね?
 何かの番組で、画面の「不満を抱えつつも」という文字を、「不満を」まで言って一拍置いて「抱きつつも(いだきつつも)」と読んだ東野幸治。読めなかったから、とっさに自分の知っている言い方に変えたのですね、器用だな、いや、そもそも「かかえつつも」と読めないなんていけませんね。
 「教えて!ニュース ライブ 正義のミカタ」(2023/7/8)で「法の下の平等」を「ほうのもとの、ほうのしたの」と言い直した東野幸治。せっかく「もと」と言ったのに、なぜわざわざ「した」と言い直した? リハーサルで読んで確認すればいいのに、そんな時間はないのかな ┐( ̄д ̄)г。何でもノーチェックって、どうなの?
 令和6年能登半島地震、最大震度7、大変な年明けでした。この記事は年末に書き上げていて、4日に読み返したら地震地震って・・・、偶然ですよ。ただ、能登で地震が頻発するので常に意識して、できるだけの対策はしていました。私が住む地域は5強で、家の中の被害は小さいのですが、PCが勝手にONになったりして・・・( °°)。
 金沢市を南北に貫く森本・富樫断層帯は想定震度6強ですし、日本中どこでも、地震対策に終わりはないのです。余震が来ると「来たっ!」と言ってしまうのですが、そのたびに、ハムやんが「来た・・・」と言っているのを思い出して「龍じゃないけど」ってなるわけで( ̄  ̄;ゞ。

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