所々に飴玉が
NHKのニュース番組でアナウンサーが「川底が所々に深くなっていて」と言うのを聞いたことがありますが、「に」が余計です。「所々に○○がある」といった表現ならいいのですが、「深くなっていて」ですからね、「川底が所々深くなっていて」です。一般の人が書いた文でも「月々に3万円ほど」や「万引き犯扱いにされ」というのを見たことがありますが、「に」は不要です。
買ってきた卵のパックに入っていた紙に「自慢の出来る一品」と印刷されているのを見たときは、“変な日本語アレルギー”の私ですからね、卵のパックを持ったまましばらく考えました。自慢の・・・できる? 「自慢できる一品」でいいのだから「の」が余計だなぁ、「自慢の」だったら「自慢の一品」だよなぁ・・・、「一品」も「逸品」のほうがよくないかぁ、価格も普通だしぃ( ̄_ ̄)?
「中国人姉妹を殺害容疑 再逮捕」という「YAHOO!ニュース」の見出し(8/11 13:36)、これは「中国人姉妹殺害容疑 再逮捕」でいいのですよ、「を」が余計です。記事の見出しも「中国人姉妹を殺害容疑=知人の男再逮捕、スーツケース遺体―神奈川」(8/11 12:43配信 JIJI.COM時事通信社)で、不要な「を」を書いてありました。こういう例はよくあるのですが、言葉のセンスをもっと磨く必要がありますね。
「4回転ジャンプを成功」は「報ステ」のナレーション、「4回転ジャンプを成功させました」と言わないのなら「4回転ジャンプ成功!」でしょ。「本当におトクなのかを要チェック」は情報誌の記事の見出しですが、「本当におトクなのかを」に続けるなら「チェック」、「本当におトクなのかをチェック」でしょ。「要チェック」と続けるなら「本当におトクなのか要チェック」で、「を」は不要です。
「ロシア周辺の東欧諸国に飛び火をし、なぜか次は南米に、そして5月初旬ごろ中国にも上陸をした。(中略)この藍鯨の任務の遂行中だったことから補導をし、学校と家族に通知をした。(中略)参加した女性に命令をして」(6/12 14:30配信 THE ZERO/ONE)を見たときは、深~く、長~く、ため息をつきました( ̄д ̄)。これを書いた人、ほんっと、どうかしてる!
「インターネット上に写真を掲載をしたとして」(フジサンケイビジネスアイ)や「脱線をしたのは首都ワシントンからニューヨークに向かう旅客列車で」(朝日新聞デジタル)のように、「掲載した」「脱線した」でいいのに「掲載をした」「脱線をした」と書く人はけっこういるのですが、「飛び火をし」「上陸をした」「補導をし」「通知をした」「命令をして」って、これが正しいと思っているのか? 癖なのか? 「を」は要らないから!
「○○を持っていたと」は「スーパーJチャンネル」のテロップで、話し手は「○○を持っていたということがあると思います」と言ったのですが、それは流れで分かっていましたから、最後の「と」が余計で、かえって奇妙な感じがしました。「歯を治したと歯医者さん」は「モーニングバード」のテロップで、このまま受け取れば「歯を治した」と言った「歯医者さん」とか? でも、これは単純に「歯を治した歯医者さん」でよかったのですよ、なぜ余計な「と」を書いた?
「内なる叫びが聞こえてきたと」は「ワイド!スクランブル」のテロップです。「内なる叫びが聞こえてきました」と言えばいい場面で「内なる叫びが聞こえてきた、ということで・・・」と言う人、さらに、「~ということで」も中途半端に省略して「~と」しか言わない人がけっこういます。常にそういう言い方をする人もいます。そういうのは、わざわざ「と」を書く必要なんてないのですよ。
NHKのニュース番組でアナウンサーが「川底が所々に深くなっていて」と言うのを聞いたことがありますが、「に」が余計です。「所々に○○がある」といった表現ならいいのですが、「深くなっていて」ですからね、「川底が所々深くなっていて」です。一般の人が書いた文でも「月々に3万円ほど」や「万引き犯扱いにされ」というのを見たことがありますが、「に」は不要です。
買ってきた卵のパックに入っていた紙に「自慢の出来る一品」と印刷されているのを見たときは、“変な日本語アレルギー”の私ですからね、卵のパックを持ったまましばらく考えました。自慢の・・・できる? 「自慢できる一品」でいいのだから「の」が余計だなぁ、「自慢の」だったら「自慢の一品」だよなぁ・・・、「一品」も「逸品」のほうがよくないかぁ、価格も普通だしぃ( ̄_ ̄)?
「中国人姉妹を殺害容疑 再逮捕」という「YAHOO!ニュース」の見出し(8/11 13:36)、これは「中国人姉妹殺害容疑 再逮捕」でいいのですよ、「を」が余計です。記事の見出しも「中国人姉妹を殺害容疑=知人の男再逮捕、スーツケース遺体―神奈川」(8/11 12:43配信 JIJI.COM時事通信社)で、不要な「を」を書いてありました。こういう例はよくあるのですが、言葉のセンスをもっと磨く必要がありますね。
「4回転ジャンプを成功」は「報ステ」のナレーション、「4回転ジャンプを成功させました」と言わないのなら「4回転ジャンプ成功!」でしょ。「本当におトクなのかを要チェック」は情報誌の記事の見出しですが、「本当におトクなのかを」に続けるなら「チェック」、「本当におトクなのかをチェック」でしょ。「要チェック」と続けるなら「本当におトクなのか要チェック」で、「を」は不要です。
「ロシア周辺の東欧諸国に飛び火をし、なぜか次は南米に、そして5月初旬ごろ中国にも上陸をした。(中略)この藍鯨の任務の遂行中だったことから補導をし、学校と家族に通知をした。(中略)参加した女性に命令をして」(6/12 14:30配信 THE ZERO/ONE)を見たときは、深~く、長~く、ため息をつきました( ̄д ̄)。これを書いた人、ほんっと、どうかしてる!
「インターネット上に写真を掲載をしたとして」(フジサンケイビジネスアイ)や「脱線をしたのは首都ワシントンからニューヨークに向かう旅客列車で」(朝日新聞デジタル)のように、「掲載した」「脱線した」でいいのに「掲載をした」「脱線をした」と書く人はけっこういるのですが、「飛び火をし」「上陸をした」「補導をし」「通知をした」「命令をして」って、これが正しいと思っているのか? 癖なのか? 「を」は要らないから!
「○○を持っていたと」は「スーパーJチャンネル」のテロップで、話し手は「○○を持っていたということがあると思います」と言ったのですが、それは流れで分かっていましたから、最後の「と」が余計で、かえって奇妙な感じがしました。「歯を治したと歯医者さん」は「モーニングバード」のテロップで、このまま受け取れば「歯を治した」と言った「歯医者さん」とか? でも、これは単純に「歯を治した歯医者さん」でよかったのですよ、なぜ余計な「と」を書いた?
「内なる叫びが聞こえてきたと」は「ワイド!スクランブル」のテロップです。「内なる叫びが聞こえてきました」と言えばいい場面で「内なる叫びが聞こえてきた、ということで・・・」と言う人、さらに、「~ということで」も中途半端に省略して「~と」しか言わない人がけっこういます。常にそういう言い方をする人もいます。そういうのは、わざわざ「と」を書く必要なんてないのですよ。