高雄市旗山区にある旧旗山駅舎で日本統治時代の大正2年(1913年)~大正4年(1915年)に高砂製糖㈱の糖業鉄道駅舎として建築されたようである。童話に出てくるような八角錘の屋根が特徴的な和洋折衷の建築で、屋根のスレートは日本の浅野スレートが使用されているようである。駅舎裏には軌道の一部とベルギー製353号蒸気機関車、客車、貨車が展示されている。旗山駅はこの路線で最も重要な貨物運輸の拠点であったようで、駅から続く旗山の街並みは当時の製糖業の繁栄を彷彿とさせる。
フォロー中フォローするフォローする