hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

丸の内仲通りのアート

2016-08-03 05:00:59 | 日記

現在、丸ビルでは第10回アートアウォード東京丸の内2016が開かれている。三菱地所はこうした現代アートへの協力を積極的に行なっており、新進気鋭の若手現代アート作家たちの作品が多数並べられている。小生はあまり詳しくはないが、作品を見て、勝手に楽しむのはいいものである。

同様に丸の内仲通りには三菱地所が所蔵する沢山の作品が並べられているが、今まで気を留めてみたことがあまりない。


まず、丸ビルの前には白い虎の像があるが、目が可愛らしく、小生のお気に入りである。三沢厚彦という彫刻家の作品だが、以前見た村上隆の白虎によく似ている。そうというと怒られそうだが、なかなかインパクトがある。

また、現代アートではないが、丸ビル横にはリーフデ号の彫刻も置かれており、最近はポケモンGOのスポットにもなっているためか、周囲に人が多い。リーフデ号は1600年に今の大分県に漂着したオランダ船であり、乗船していたのが、ヤン・ヨーステンやウィリアム・アダムス(三浦按針)である。この像は1980年にオランダの首相が日蘭の友好の象徴として寄贈されたものである。


仲通りに戻り、日比谷方向に歩くとすぐに小さなシロクマ像。シロクマは陸上最大の哺乳類で実物は恐ろしいが、この像は小さく可愛いい。この作品も三沢厚彦の作品である。



少し先には穴が空いたオブジェ、上にヘタらしきものがついているが、題名は『われは南瓜2013』、しかも草間彌生作である。なるほどといえばなるほど、しかし、小生には南瓜には見えない。


もう少し歩くと今度は大きなオブジェ。ジュリアーノ・バンジという人の追憶という作品。よく見ると女性の顔があった。


普段は忙しく歩き、気もつかないが、丸の内仲通りをゆっくり歩くと結構面白いアートが並ぶ素敵な通りであることが再確認できる。


最後におまけだが、晴海通り近くに立つ電気ビルの前には小さな神社がある。この神社は有楽稲荷神社でこの地に江戸時代に置かれたものあるが、明治41年東京市電気局が設けられた際に改修されたもの。そのご利益か関東大震災で周囲が焼失した際も類焼を免れた神社がある。ここまでくればもう日比谷駅はすぐ前にある。