hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

仙川公園の平和のモニュメント

2016-08-15 05:00:39 | 日記

毎年8月6日は広島、9日は長崎の平和祈念式典、そして15日は終戦の日に当たり戦没者慰霊の式典が行われる。毎年、この時期は平和について改めて考えさせられる時期である。

そんな中で意外に我が家の近くに平和に関するモニュメントがあることを発見した。三鷹市の仙川沿いに仙川公園があるが、これは小生がよく散歩や買い物に行く農業公園からすぐのところに位置する。

東八道路から少し行った長嶋橋のたもとに広場があり、ここにはあの長崎の平和祈念像をダウンサイジングした北村西望作の平和の像がある。これは北村西望氏は井の頭公園内にアトリエを持っていた縁で平成元年に建立されたもの。

ほかにも昭和20年の新川の空襲で内部が焼けた『プラタナスの木』、みたか100周年祈念事業で来日したノルウェーの平和学者ヨハン・ガルトゥング博士が平和を願い記念植樹した『桜の木』、アンネの日記で有名なアンネフランクが隠れていたアムステルダムの裏庭に咲いていた野ばらをアンネの父親が形見として世界に送った『アンネフランクのバラ』など幾つもの平和のモニュメントがある。それにしても新川が空襲の標的となっていたとは知らなかった。戦時中は中島飛行機の工場も近かったからかもしれない。



蟬時雨の中でこれらのモニュメントを眺め、オリンピックや高校野球などで新聞紙面がいっぱいとなる平和の尊さを改めて感じた。