かぶれの世界(新)

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虫、虫、虫!

2016-11-02 18:03:28 | 日記
先月半ば3週間ぶりに実家に戻った時、台所などの水回りがカビだらけになって驚いたと投稿した。その後は好天が続き乾燥した気候でカビはなくなった。だが、実はもう一つ気になることがあり、いまだに続いている。それは家の中には気持ちの悪い虫が何種類も住んでいることだ。

以前靴下の中にいた時より小ぶりのムカデを居間の床に見つけた時は慌てた。私は何を間違えたか座卓の上にあったうちわで何度も叩いたが、当然全く効き目なく敷物の中に逃げ込まれた。その後いくら探しても見つからなく、いまだに思い出して気持ちが悪くなる。それが田舎に戻った翌日だった。

同じ日の夜2階の廊下を歩いていると「ボトッ」と音がして天井からヤモリが落ちて来た。ヤモリは素早く逃げていった。子供の頃からヤモリは文字通り「家を守る」と言われ悪い印象はないのだが、何しろ形がキモイ。その後も、何度か階段の途中に走るヤモリを見つけた。もう少しおとなしくしてほしい。

もう一つ気持ち悪いけどヤモリと同格で縁起いいとされるのが蜘蛛だ。足を延ばすと10cm以上は優にあるねずみ色の大蜘蛛だ。こいつはヤモリより図々しく階段の隅に寄るがそれ以上逃げてくれない。仕方なく蜘蛛を視線に入れたまま、またぐようにして階段を上り下りしなければならない。自分には危害がないと思っているのだろう、舐められた気分だ。

普段は全く足を踏み入れない座敷だけではなく、しょっちゅう出入りするはずの玄関から居間と応接の三角コーナーに蜘蛛の巣がある。時々気が付かないまま通り過ぎ、顔に蜘蛛の糸がかかり気持ちが悪くなる。しょっちゅうなので慣れたかも知れないくらいだ。

最悪なのは蝙蝠(こうもり)だ、多分。別棟の風呂場を利用した時、湯船の横のタイル床と脱衣室の畳の上にあまり見かけない1cm長の細長い糞(ふん)らしきゴミが散乱していた。きれいに掃除した積りなのに東京から戻った時に又もや糞が散乱していた。しつこい奴だと舌打ちしながら掃除を始めると、脱衣室の天井から黒い鳥らしきものが羽音を立てて逃げていった。よく考えれば戸は締め切っていた、とすれば蝙蝠以外はない。気持ち悪い。

最近寒くなったせいか、ゴキブリが出てこなくなった。しかし、どこかにいるはずだ。書斎や台所に仕掛けたゴキブリホイホイには何匹もゴキブリがかかっていた。滅多に人が住まない実家は虫天国みたいだ。昔は秋になるとコオロギが家の中にいたものだが、歓迎すべきコオロギは近年見かけない。そう都合よくはいかないか。■
コメント
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