かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感16秋(5)

2016-11-07 20:49:36 | 日記
今年の田舎暮らしも今月で終わる。やり残して気になっていた庭の手入れも、昨日庭師に来て貰って一段落ついた。義弟に紹介された理髪店のマスターが片手間で営業と雑用をやり、本職の庭師と二人で1日仕事で終わった。昨年に続いて二度目で手際よく済ませてくれた。

来年も宜しくとお願いすると、マスターはもう歳なのでいつまで続くか・・・と自信なさげに応えた。聞けば彼が68才、庭師が64才という。「宜しくお願いします。まだ若い若い、私は69才です」と頭を下げた。もう数年は大丈夫そうだ。知っている限り庭師は母の代から三代目になる。山刈の職人さんは2代目で、同じ年頃だ。頼む方もやる方もみんな老人だ。

今日の午前中、久し振りに東屋で綺麗になった庭を見ながら本を読んだ。最近本を読まなくなったのは、庭の手入れがされておらず東屋に座る気がしなくなったせいかもしれない。暫くすると庭に散らばっている落ち葉が気になった。午後のコーヒーのあと落ち葉拾いをし、箒(ほうき)をかけた。

一旦やり始めると、気になっていることを次々とやりたくなった。来月は東京に戻る。もう今月しか残ってない。次に表通りの緩斜面に脚立とノコギリ・剪定ハサミを持って行き、梅の枝落としを小一時間かけて片付けた。それが終わる頃には西空が夕やけで赤く染まり、西の山の端の上に金星が光り、更に見上げると金色の三日月が光っていた。最も美しい時間だ。

道具を抱えて帰る途中、隣のオバサン(と言っても、94歳の現役の農婦)に呼び止められ沢山の柿を頂いた。私が柿を好きなのを知って息子に採って来させたという。家に戻り数えると何と20個もあった。今迄に義弟や隣の隣のオバサンにも沢山頂いたので、今年は不作だった実家の柿の心配をする必要もなかった。■
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