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北朝鮮制裁決議はトランプ外交の成果

2017-09-14 16:27:36 | ニュース
国連安全保障理事会が11日に採択した北朝鮮追加制裁決議以来、内外の目につく報道を見比べてみた。北朝鮮は反発しミサイル・原爆実験を継続する、国連決議は妥協の産物で実効的な効果はないという専門家の評価が多かったように感じる。

だが、私は今回の制裁決議を評価する。それどころかトランプ大統領就任以来初めてまともな仕事をしたと考える。石油禁輸など当初の狙いより大幅に譲歩したので実質的効果が疑わしいという声が強いが、それよりも国連決議は「世界が一致して北朝鮮の無謀な試みに反対した」ことに大きな意味がある。

この結果、北朝鮮は核ミサイル実験を強行するということは「全世界を敵に回す」という意味になる。グテレス事務総長は「北朝鮮は国際的義務に従わなければならないという明確なメッセージ」と指摘したと報じられた。これが重要だと私は考える。常識的に考えれば北朝鮮には物凄い圧力がかかるはずだ。

この決議によって北朝鮮が決議に従わなかった場合、米国は次に採るべきアクションの具体策と根拠を手に入れた。強い制裁案をちらつかせ妥協案で素早く合意する、正に取引上手と他称(自称?)するトランプらしいやり方に中ロが乗せられた。これほど短期間に制裁決議までこぎつけたのは異例のことだ。思うに軍人トリオが大統領に提案し承認されたシナリオだったのではないだろうか。

最後に私の大胆予測は、これを機会にトランプ大統領はより大胆かつ現実的な取り組みで懸案事項を処理していくと考える。その背景には軍人トリオと経済閣僚スタッフがスクラムを組んで大統領を導いていく仕組みが機能し始めたと考えるからだ。日本の主流メディアの軍人政府を危惧する声は間違っている。

例によって誤解を恐れず根拠不足だが、この1年日本マスコミより私の直感的大胆予測の方が的確だったことが何度かあったと自画自賛してこの仮説を終わります。直ぐに答えが出て来るはずだ。■
コメント
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