かぶれの世界(新)

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下ネタ政治報道

2017-09-07 17:51:19 | ニュース
民進党幹事長に内定したと報じられた山尾氏が、一転して既婚男性との不倫疑惑を受けて議員辞職を検討しているらしい。前原氏を新代表に選び建て直しを目指した民進党にとって、山尾氏のスキャンダルは痛撃と報じれている。しかし、一議員の不倫が野党第一党の支持率まで左右するなんて過剰反応だと思う。

私は正直な所うんざりだ。最近、政治家や芸能人の不倫が発覚して週刊誌やテレビが大騒ぎし、追い掛け回されて終いに謝罪するシーンをよく見かける。当人の公的な立場や謝罪の仕方まで批判され、一生を棒に振る所まで追い込まれる。今年そんなシーンを何度も見た。

よく引き合いに出されるが、フランスの歴代大統領が現役時代に離婚し若く美しいモデルと再婚、しかしマスコミや国民に非難されることもなく大統領職を勤め上げた例を二度続けて見た。それが不倫だったかどうかは分からない。仔細はともかく私には国によって随分扱いが違うように感じる。

日本の国民やマスコミは公人の下半身に必要以上に厳しいように感じる。昔はもっとおおらかだった。だが最近のスキャンダル報道を見ると、みっともない程にゲスな勘ぐりが過ぎるように思う。私のようなスケベ人間には、下半身事故なんて食欲と同じ人間の本能だと思う。いいじゃないかと言いたい。

しかもスキャンダルを起こした人によって扱いが不公平だ。これはいけない。報じられ方によってその人の一生がかかっているにも拘らずだ。マスコミが人を裁き一生を左右する、そんな権限があるのだろうか。そんなマスコミが田中角栄氏など昔の政治家は何人も二号さんを抱えていたと顔色を変えず伝える。

下半身ネタをこれでもかと報じるマスコミは、視聴者が知りたいと望んでいるからと言い訳するかもしれない。それは大きな間違いだ。お前らが興味があるから視聴者のせいにして報じているのだろう。もういい加減にしろよと言いたい。そんなんで我が国の民度を貶めないでくれ。■
コメント
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