明けましておめでとうございます。恒例の昨年の「大胆占い年末見直し」が1日遅れて新年にずれ込んでしまった。前回の3Q見直しも2週間遅れだった。もうボケが始まったのか心配している方がいるとしたら、敢えて申し上げます。その通りです。気楽に見て下さい。
年初の私は3つの理由で悲観的だった。理由は(1)トランプリスク、(2)ポピュリズム、(3)通貨危機であり、3Q見直しではリスクは形を変えて続くが実体経済はニュートラルまで回復、4Q以降は欧米新興国経済共に緩やかに上昇し始め、日本経済もその恩恵を受け始めたとみて上方修正した。
米国連銀(FRB)の金融引き締めが緩やかでかつ日欧の金融緩和が続く中での、米国の税制改正への期待は大きかった。世界の株式市場は20%以上に大幅上昇、債券市場も10%上昇した。だが、バブル時代と異なり落ち着いた物価上昇のもとで「熱狂無き上昇」だと受け止められている。
具体的な数字でみた成長率の予測については、振り返ると私は年前半は上記3つのリスクを考慮して悲観的に見ていた。各国中央銀行はリスクが表面化しないよう注意深い金融政策をとったのが功を奏し経済が上向き始め、年央頃から現在の「ゴールディロックス経済」が認識されるようになった。ということで、3Qの数字を据え置くことにした。
成長率 大胆占 3Q見直 OECD
世界経済 3.0 3.6 3.6
米国 2.2 2.4 2.2
欧州 1.0 2.0 2.4
中国 6.1 6.5 6.8
新興国 4.2 4.5
日本 0.5 1.5 1.5
(注)単位%、OECDは2017/11時点の予測
私の個人資産は年10%弱の運用成績をえた。世界の株式市場の上昇率には届かなかったが、債券中心の堅いポートフォリオなのでマズマズだったと評価する。この大胆占いを基に投資計画をプランするので、「根拠不明」とか「当たるも八卦、当たらぬも八卦」といっても、運用成績は個人資産に跳ね返る。正に自己責任だ。読者は最悪の場合を考えて唾をつけて見て下さい。■
年初の私は3つの理由で悲観的だった。理由は(1)トランプリスク、(2)ポピュリズム、(3)通貨危機であり、3Q見直しではリスクは形を変えて続くが実体経済はニュートラルまで回復、4Q以降は欧米新興国経済共に緩やかに上昇し始め、日本経済もその恩恵を受け始めたとみて上方修正した。
米国連銀(FRB)の金融引き締めが緩やかでかつ日欧の金融緩和が続く中での、米国の税制改正への期待は大きかった。世界の株式市場は20%以上に大幅上昇、債券市場も10%上昇した。だが、バブル時代と異なり落ち着いた物価上昇のもとで「熱狂無き上昇」だと受け止められている。
具体的な数字でみた成長率の予測については、振り返ると私は年前半は上記3つのリスクを考慮して悲観的に見ていた。各国中央銀行はリスクが表面化しないよう注意深い金融政策をとったのが功を奏し経済が上向き始め、年央頃から現在の「ゴールディロックス経済」が認識されるようになった。ということで、3Qの数字を据え置くことにした。
成長率 大胆占 3Q見直 OECD
世界経済 3.0 3.6 3.6
米国 2.2 2.4 2.2
欧州 1.0 2.0 2.4
中国 6.1 6.5 6.8
新興国 4.2 4.5
日本 0.5 1.5 1.5
(注)単位%、OECDは2017/11時点の予測
私の個人資産は年10%弱の運用成績をえた。世界の株式市場の上昇率には届かなかったが、債券中心の堅いポートフォリオなのでマズマズだったと評価する。この大胆占いを基に投資計画をプランするので、「根拠不明」とか「当たるも八卦、当たらぬも八卦」といっても、運用成績は個人資産に跳ね返る。正に自己責任だ。読者は最悪の場合を考えて唾をつけて見て下さい。■