昨年の晦日は最初から最後までNHKの紅白歌合戦を見た。次々に登場する歌手・グループの3割は初めて耳にする人達だったが老人の私でも楽しく聞けた。我が家では同居する息子は興味が無いらしく夕食後すぐ自分の部屋に戻った。家内も番組の始まった頃は嫌がっていたが後半は私に付き合って一緒に見てくれた。
昔からファンだった高橋真梨子が見る影もなく痩せ細っていたのはショックを受けたが、何とか持ち歌を歌い切って見る方がホッとした。これが彼女が表舞台に出る最後だろうと思った。久し振りに生放送で見たsuperflyの顔が以前より穏やかな風貌になっていた。病気だったと聞いたが歌唱は相変わらず素晴らしかった。
松田聖子の「新しい明日」はドラマ「町工場の女」のエンディングで聴いた時は凄く良かったのだが、紅白のステージ上では何故か物足りなかった。演歌歌手島津亜矢の「The Rose」は虚を突かれたが悪くなかった。YOSHIKIが椎間板の手術をしたと知り驚いたが、ピアノもドラムも病み上がりを感じさせず最高だった。
名前も知らなかったSHISHAMOとか竹原ピストル、エレファントカシマシの歌を初めて聞いて、何故彼等が人気があるのか分かった気がした。トリを飾った石川さゆりとゆずの歌を聞いて風景が目に浮かんだ。「津軽海峡冬景色」では50年余り前の学生時代に、それまで乗ったこともない巨大な青函連絡船に乗ったのを思い出した。
始めて総合司会をしたウッチャンはなかなか面白かったと思う。
実はここまでが能書き、年をとると能書きが長くその割に本論がちょろい。加えて私は理屈っぽい。
最近カラオケ・マシンに参加者の歌を聞かせて得点を競う番組を良く見る。参加者の殆どはアマチアだが、歌番組に登場するプロより上手いと思える時がある。キチンと評価出来るか疑わしいタレント採点より、誰にでも公平な(と思う)マシンの方が良い。なもんで歌番組は見ないが、カラオケ・マシンが採点する番組は良く見る。
アマチアはテレビ向きの顔でない残念な人もいるし、マシンでは評価できないトップ歌手の感情表現には遠く及ばない。それでも学芸会に毛が生えた程度の歌唱力と思われるグループ(一人では実力が見える)が出演する番組を見ると、カラオケ・マシンが選ぶアマチアの歌のうまさも悪くないと私は思う。■
昔からファンだった高橋真梨子が見る影もなく痩せ細っていたのはショックを受けたが、何とか持ち歌を歌い切って見る方がホッとした。これが彼女が表舞台に出る最後だろうと思った。久し振りに生放送で見たsuperflyの顔が以前より穏やかな風貌になっていた。病気だったと聞いたが歌唱は相変わらず素晴らしかった。
松田聖子の「新しい明日」はドラマ「町工場の女」のエンディングで聴いた時は凄く良かったのだが、紅白のステージ上では何故か物足りなかった。演歌歌手島津亜矢の「The Rose」は虚を突かれたが悪くなかった。YOSHIKIが椎間板の手術をしたと知り驚いたが、ピアノもドラムも病み上がりを感じさせず最高だった。
名前も知らなかったSHISHAMOとか竹原ピストル、エレファントカシマシの歌を初めて聞いて、何故彼等が人気があるのか分かった気がした。トリを飾った石川さゆりとゆずの歌を聞いて風景が目に浮かんだ。「津軽海峡冬景色」では50年余り前の学生時代に、それまで乗ったこともない巨大な青函連絡船に乗ったのを思い出した。
始めて総合司会をしたウッチャンはなかなか面白かったと思う。
実はここまでが能書き、年をとると能書きが長くその割に本論がちょろい。加えて私は理屈っぽい。
最近カラオケ・マシンに参加者の歌を聞かせて得点を競う番組を良く見る。参加者の殆どはアマチアだが、歌番組に登場するプロより上手いと思える時がある。キチンと評価出来るか疑わしいタレント採点より、誰にでも公平な(と思う)マシンの方が良い。なもんで歌番組は見ないが、カラオケ・マシンが採点する番組は良く見る。
アマチアはテレビ向きの顔でない残念な人もいるし、マシンでは評価できないトップ歌手の感情表現には遠く及ばない。それでも学芸会に毛が生えた程度の歌唱力と思われるグループ(一人では実力が見える)が出演する番組を見ると、カラオケ・マシンが選ぶアマチアの歌のうまさも悪くないと私は思う。■