庭師が来る前日に蔵の東側に隣接する江戸時代からの祖先を葬った墓の掃除をした。家の隣にあるというのに滅多に線香をあげることもなく、東京に帰る直前になって慌てて掃除した(自分でそう思っている)。正直言うと荒れ放題のお墓を庭師に気付かれるのが嫌だった。
長らく放置していた墓石の周りは裏山からツタの蔓が這い回り、落ち葉が分厚く堆積している。20-30cmはありそうだ。それを栄養にして雑草が生えている悲惨な状況だ。だが、お墓が酷いことになっているのが訪問客から直接は見えない。なので恥をさらすこともなく放置していた。
これが相当な力仕事だった。石垣や墓石にへばりついた蔓を取り除く為に、かがみこんだ姿勢で数本の蔓を纏めて引っ張り引き抜く。しかしこいつらの「へばりつき力」はとても強く、思い切り引っ張っても引き抜けない時は、墓石の台座の上で何度もよろけた。
そういう時は一旦剪定ばさみで蔓や根の一部を切って、ばらけさせて再度力を入れて引き抜いた。すると何mもの長い蔓がズルズルと雑木林に繋がり姿を現した。1時間ばかりこれをやるともう疲労困憊、落ち葉の掃除をギブアップ。見苦しい雑草とナンテン等の枝を処理、しきびをお供えして退散。
案の定、翌日は腰痛が再発した。2か経った今日も痛い。だが、これは初めてのことではない。つい数ヵ月ばかり前にも同じ経験をし難儀した。痛さを忘れた頃に同じやり方をして痛みで2-3日間何も出来なくなった。この次から2度と同じ失敗をしないという気持ちで私の為だけに投稿している。バカとしか言いようがない。これが高齢者の実態。墓が荒れていても見逃して下さい。■
長らく放置していた墓石の周りは裏山からツタの蔓が這い回り、落ち葉が分厚く堆積している。20-30cmはありそうだ。それを栄養にして雑草が生えている悲惨な状況だ。だが、お墓が酷いことになっているのが訪問客から直接は見えない。なので恥をさらすこともなく放置していた。
これが相当な力仕事だった。石垣や墓石にへばりついた蔓を取り除く為に、かがみこんだ姿勢で数本の蔓を纏めて引っ張り引き抜く。しかしこいつらの「へばりつき力」はとても強く、思い切り引っ張っても引き抜けない時は、墓石の台座の上で何度もよろけた。
そういう時は一旦剪定ばさみで蔓や根の一部を切って、ばらけさせて再度力を入れて引き抜いた。すると何mもの長い蔓がズルズルと雑木林に繋がり姿を現した。1時間ばかりこれをやるともう疲労困憊、落ち葉の掃除をギブアップ。見苦しい雑草とナンテン等の枝を処理、しきびをお供えして退散。
案の定、翌日は腰痛が再発した。2か経った今日も痛い。だが、これは初めてのことではない。つい数ヵ月ばかり前にも同じ経験をし難儀した。痛さを忘れた頃に同じやり方をして痛みで2-3日間何も出来なくなった。この次から2度と同じ失敗をしないという気持ちで私の為だけに投稿している。バカとしか言いようがない。これが高齢者の実態。墓が荒れていても見逃して下さい。■