昨日の午後、庭の手入れ中に誤ってバラの花が咲いている枝を切ってしまった。濃いピンク色の花びらが満員電車みたいにひしめき合っている感じのバラで、母が植えたもので名前は知らなかった。もったいないのでガラスの小瓶に入れて台所のテーブルに置いた。
すると殺風景な部屋のなかでたった一輪のピンクのバラが美しく輝くように見えた。緑色の葉まで美しく見えた。部屋を移動するたびにずっと目に届くところにおいて眺めた。夜になり寝る前にご先祖様にも見せて喜んで貰いたいと思い、居間の隣にある仏壇の花の横に置いた。
ところが、今朝起きて仏壇を見るとバラの花の中央部の色が少し萎れ花びらが2‐3枚落ちていた。エッ、たった一晩でこんなになるのと思った。外に出て庭のバラの木をチェックしたが、残りの花は変わりなく美しかった。訳も分からず取り敢えず東屋のテーブルの上に置いて外気に晒した。
午後になって東屋をチェックするとバラは更に色が褪せ花びらが数枚落ちていた。私は花の手入れなんて全く知恵がない、特に生け花も。部屋に飾ったバラが余りにも美しかった、仏壇がいけなかったのだろうか。この散文を書く前に調べるとバラの名前は「ロサ・ダマスケナ」というらしい。■
すると殺風景な部屋のなかでたった一輪のピンクのバラが美しく輝くように見えた。緑色の葉まで美しく見えた。部屋を移動するたびにずっと目に届くところにおいて眺めた。夜になり寝る前にご先祖様にも見せて喜んで貰いたいと思い、居間の隣にある仏壇の花の横に置いた。
ところが、今朝起きて仏壇を見るとバラの花の中央部の色が少し萎れ花びらが2‐3枚落ちていた。エッ、たった一晩でこんなになるのと思った。外に出て庭のバラの木をチェックしたが、残りの花は変わりなく美しかった。訳も分からず取り敢えず東屋のテーブルの上に置いて外気に晒した。
午後になって東屋をチェックするとバラは更に色が褪せ花びらが数枚落ちていた。私は花の手入れなんて全く知恵がない、特に生け花も。部屋に飾ったバラが余りにも美しかった、仏壇がいけなかったのだろうか。この散文を書く前に調べるとバラの名前は「ロサ・ダマスケナ」というらしい。■