かぶれの世界(新)

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何でもタネなし?

2022-11-13 20:31:26 | 日記・エッセイ・コラム
一昨日に内子町の産地市場で買った柿と、その前にスーパーで買い冷蔵庫内の柿を食べ比べた。どちらも甘さが売りの富有柿だが、私の子供の頃食べた庭の柿より甘くなくさっぱりしていた。前出のバドミントン仲間のG氏によると、カメムシに食われると水分が少なくてスカスカな味になるという。だが、売り物にするということはこれが普通なのだろうか。

どちらの柿もさっぱり味だが、食して最も印象に残ったのはタネがなかったことだ。どうも、最近の売り物の柿は「タネなし」になったようだ。輸入品も含め農家が出荷する果物はタネなしでなければ売り物にならないと思っているようだ。私が毎朝食べるブドウも全てタネなしだ。

確かにタネなし果実の方が料理するにも食べるにも便利だ、言われて見れば私も「味より便利」な果実を選んでいる。米国やメキシコとかコロンビア産の輸入果物がスーパーに並んでいるが、例外なくタネなしだ。ということは、海外の人達も味よりタネなしが好みのようだ。田舎の一人暮らしでなければ知りようのなかったことだ。■

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