かぶれの世界(新)

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温度差調整に奮闘

2016-05-24 22:52:05 | 日記
この数日北海道などの北日本が30度を越えて真夏日になり、一方、九州四国が20度台の夏日という日本が南北逆転したような天候が続いている。四国愛媛県の私の実家では更に変てこな気候が続いている。早朝に寒気で目覚め、暖かいパジャマに着替えて体温調整しないと風邪をひきそうになる。

実家は愛媛県大洲市にある。人口3万人余りの小さな城下町で、地形は盆地だが標高が低く肱川が市内を大きく蛇行して流れ、ゆったりと瀬戸内海に流れ出る。となると冬には独特の濃い霧が出る気象現象が起こるが、実は地形的に5月になっても天気のいい日は朝方周囲の山に霧がかかる。9時から10時頃には霧が晴れ昼過ぎ頃には気温が急上昇する。つまり、この地は1日の温度差が大きいのだ。

それに輪をかけるのが私の実家だけの事情で、家は南向きで両側の丘に挟まれた谷の出口にあることだ。両側の丘に塞がれて「遅い日の出と早い日の入り」になる。30年余り前に植林したヒノキが成長して日差しが遮られ、日が長い5月でも日照時間が6時間程度しかない。更には家の両側を小川がちょろちょろ流れているのも影響しているかもしれない。

母がまだ元気だった頃は梅雨になっても居間の電気コタツに入っていたのを思い出す。それを見て私も気にすることなくコタツに入っていた。その習慣は母が施設に入っても続いた。しかし今年は4月半ばに実家に来た時からコタツを使わないことにした。あると自然とコタツに入るようになり運動不足になるからだ。

コタツがないとちょっとした温度変動でも簡単に風邪をひいてしまいそうで、服を着替えたり布団やパジャマを変えて身体の温度調節をせざるを得なくなった。年令的に体温調整機能が低下した可能性もある。朝方寒さに目覚め就寝時より薄いパジャマに着替えるのは珍しくない。4月はそれでは間に合わず布団を取り換えていた。

朝食時はシャツの上にジャンパーを羽織り、昼間はジャンパーを脱ぎ、更に昼食後散歩する時は半ズボンをはくなんてこともある。書斎ではいまだにひざ掛けを使う。慣れて来ると小まめに調整するのは面倒ではなくなった。実はコタツが上手い具合に温度調節をやっててくれたのだと気付いた。しかし、コタツに頼ると身体の老化が進むと意地で頑張っている。

多分、直前の仮住いに選んだ団地が真逆の温度環境だった。団地に引っ越したのは2月だったが、私には暖房の必要が無かった。緩やかな温度設定で全館暖房されていたお蔭だと思う。部屋に干した洗濯物は半日で乾く一方で、肌がカサカサになった。ここ実家ではローションは不要だ。どちらが好きか、何とも言えない。■

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