かぶれの世界(新)

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助けて、映えないもみじ祭

2023-11-16 11:26:23 | 日記・エッセイ・コラム
突然の冬はその後も厳しい寒さが続いている。14日の朝の書斎の室温は11度に下がり、昨朝は10.7度になった。今朝はちょっと戻して11.4度だった。これだけの寒さになれば稲荷神社の周りは紅葉でもみじ祭が行われる時期だ。テレビは全国の美しい紅葉を報じている。

だが、県内有数の紅葉の里の大洲市新谷のお稲荷さんは、参道の両側に「もみじ祭」の旗が点々と立っているだけ、肝心のもみじは漢字で「紅葉」と書ける状況にない。9日に稲荷山の参道300段をたった100段でギブアップした時は、余裕がなくなり気が付かなかった。

今週14日に悔しくて再度チャレンジしたが、その時も変わらず100+アルファで同じ結果に終わった。だが、この時は流石に異常に気付いた。駐車場には車1台駐車しておらず、人っ子一人見かけなかった。派手派手しい「もみじ祭」の旗が整然と並んでいただけだった。

帰りに川沿いの散歩道から神南山麓の稲荷神社の方向を見ると、そのあたりはやや茶色っぽい森のようになっていた。神社だけではなかった。大洲盆地を囲む山々全般にぽつぽつと茶色いシミがあるようで、とても華やかな紅葉を連想させるような印象を受けなかった。

夕食時のローカルニュース番組は、県内有数の大洲市のもみじ祭が今年は映えず、困惑する関係者の声を伝えていた。素人の原因推測では、今夏に異常な高温が続いたこと、雨が降らず今も乾燥状態が続き鹿野川ダムの水が貯水率ゼロになったことなどが考えられる。因みに大洲市は水郷と自称し水道は地下水からだそうだ(かつて市の責任者はオヤジだった)。

更に推測すると、このままでは美しい紅葉の代わりに茶色い葉っぱに変わり、例年のもみじ祭の最盛期頃にそのまま枯れ落ちるのではないだろうか。史上初の誰もいないもみじ祭になる悪い予感がする。20日の帰京時に見届けるのは無理だろう。だが、3度目の階段登りに挑戦してみたい。■

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