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私のレディファースト論

2020-01-16 15:18:31 | ニュース
私はこの手の議論に割って入る趣味はないが、テレビ番組の底の浅い論議に少しイラついたので一言、ヤカマシイ! 

昨日のテレビ朝日のニュースバラエティ番組で、NYに住む日本人女性が日本で席を譲られたことが無いとツイートし、ネット上で議論が起こっている件を議論していた。番組の出演者は老人や妊婦に席を譲ることはあっても、女性に席を譲るとか飛行機内で荷物の上げ下ろしを手伝うとかまではしないと発言した。

彼等の発言は普通の日本人らしく違和感はなかった。だが、単純にひねくれたロジックを展開する玉川氏(失礼!見ただけの印象で申し訳ない)が、学校で教育すれば状況は変わると決めつける発言にイラっとした。昔から誰でも困っている人を助けよと学校で習ったはずだ。親には言われなかったのか、と。

普通の日本人は女性なら自動的に困っている人とは見なさない。私はそれで良いと思う。状況を見て困っていると思えば手助けすればいい。逆に性別に限らず困っている人を見かけたら手助けする方が余程人間的だ。学校で無条件にレディファーストを教えるのは誤りだ。困っているお年寄を手助けするか、妊婦や子連れ、或いは道端の貧しい子供を助けるか、問題提起した女性にどうするか聞いてみたい。

短期間だがアメリカで暮らした経験からいうと、レディファーストも状況による。ボストンで路面電車に乗った時は満員で女性も立っていた。他にもレディファーストなんて綺麗事言ってる状態じゃない場面を何度も経験した。それよりも、米国は弱肉強食の世界で人種差別も経済格差も日本より酷い。弱者に容赦なく接する場面に出くわしたこともある。一方、能力ある人が成功し豊かになる機会を与えるのが米国だ。

米国の開拓時代に女性は非常に少なく希少価値があり、レディファーストの習慣が定着したとの説を聞いたことがある。女性が総て弱者ではない、女性の方が強い場面も何度か出くわした。私の経験でも皆から恐れられた女性ボスがいた。私の上司でもあった彼女から脅しのメールを貰ったこともある。

一般論としてあらゆる力関係で弱い立場にある人を助けることで良いと思う。ついでに友達になりたいとか親しくなりたいとか、下心があって手助けするのも良いとしよう。私は特意だ。出来たらドアを開けたら後に続く女性の為に開けておく、飛行機内で荷物の上げ下ろしを手伝う。出来たらで良い。■

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