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失望の民主主義

2018-10-14 22:23:48 | ニュース
来月6日に米国の中間選挙が迫り、いよいよトランプ大統領の最初の国民の評価が下される。同じ11月17日にEUは臨時の首脳会議を開き、ここで進展が無ければ英国の合意無き離脱が決定的になるという。どちらも両国民が民主的手続きによって示した意志が実行され評価を受けることになる。

私に言わせれば、両国民はアホな判断をしてその結果、何が起こっているかについての最初の評価を受ける。私はどっちに転んでも失望の上塗りになるのではないかと不安だ。両国は長らく世界に民主主義を広める重要な役割を果たしてきた。ところが両国民は気が付くと身勝手になっていた。

この付けは誰が払うのか。米国の一国主義で文字通り世界中がかき回され、英国の離脱はEUにも大きな打撃を与えるのは間違いない。直接か間接かの関係に関わらず殆どどの国にも悪影響を与える。これが100年以上にわたる民主主義リーダーの成れの果てだ。

これもリーマンショックの後遺症だと後世の歴史家は評価するのではないかと私は予測する。民主的に選ばれた政府がやったことは、国民の払った税金で富める者を救い益々富ませた。一方、それ以外の普通の国民の職を何とか守ったが結果的に格差を拡大させた。

それが国民の判断を狂わせた。「政治は民意の現れ」という格言を私は今程痛切に実感したことはない。国民はアホな判断をし民主主義政治はそれを忠実に反映した。理由如何に拘わらず国民がバカになると、そのツケは必ず払わされる。残念ながら馬鹿じゃない国民や他の国の人達も含めて。私はそう覚悟している。■

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