最後に2022年に限らないが、私が常々日本のマスコミに不満を持っていることを指摘したい。マスコミに全くのド素人の私が指摘するのもなんだが、日本のマスコミは細部に気をとられ全体像を見失う傾向が極めて強いことだ。
私は「大胆占い」と称して天邪鬼で根拠不明な年間予測をしてたが、70歳になったのを機にをやめた。内容が稚拙でも無い知恵を絞って占いをするだけでボケ防止になったと思う。一方で、マスコミが伝える予測はどうか。昨年のコロナ感染予測は常に最悪ケースのみを報じて大騒ぎしたにも拘らず、平均寿命は伸びた。だが、マスコミは一言も報じず、国民を不安にさせるばかりだった。
日本の殆どのマスコミは年初に政治経済関連等の著名人に予測を語らせ報じているが、多くは悲観的でリスクを強調する重症の「たら、れば」「かも知れない症候群」にかかっていると毎年感じていた。私がいつも注目しているのはイアン・ブレマー氏(米調査会社ユーラシア・グループ)で、昨年は中国のゼロコロナ政策の失敗を予測し的中させた。
今年の10代リスクとして、ロシアを「ならず者」と決めつけ追い詰められて暴走するリスクを1位に予測、2位に習主席の権力集中による混乱、3位に先端技術による社会混乱を挙げた。予測が当たるかどうか分からないが、ロシアを「ならず者」と言い切ったのには良く言ったと思った。某東大教授は占い程度とみておけ、米国の抱える問題を軽く見ている、とコメント記事が出ていた。
私はマスコミや評論家・知識人などは、ブレマー氏の様に自らの予測とか主張や意見を明確に打ち出さず、他人の予測に対してケチをつける傾向が強いことに違和感がある。しかも、コメントが外れるのを異様に恐れ、「たら、れば」とか「かも知れない」と断って最初から責任回避する傾向が強いことだ。中国の「ゼロコロナ」と大して変わらない発想だと私は思う。
結果として日本のマスコミ報道には「報じても安全な細部にこだわり大局を見失う」ことが多い。その為にイアン・ブレマー氏の調査会社のような世界から尊敬され引用される報告や人材が日本から生まれ難い或いは評価されない、それが国の舵取りを誤らせることになるのではと懸念する。■
私は「大胆占い」と称して天邪鬼で根拠不明な年間予測をしてたが、70歳になったのを機にをやめた。内容が稚拙でも無い知恵を絞って占いをするだけでボケ防止になったと思う。一方で、マスコミが伝える予測はどうか。昨年のコロナ感染予測は常に最悪ケースのみを報じて大騒ぎしたにも拘らず、平均寿命は伸びた。だが、マスコミは一言も報じず、国民を不安にさせるばかりだった。
日本の殆どのマスコミは年初に政治経済関連等の著名人に予測を語らせ報じているが、多くは悲観的でリスクを強調する重症の「たら、れば」「かも知れない症候群」にかかっていると毎年感じていた。私がいつも注目しているのはイアン・ブレマー氏(米調査会社ユーラシア・グループ)で、昨年は中国のゼロコロナ政策の失敗を予測し的中させた。
今年の10代リスクとして、ロシアを「ならず者」と決めつけ追い詰められて暴走するリスクを1位に予測、2位に習主席の権力集中による混乱、3位に先端技術による社会混乱を挙げた。予測が当たるかどうか分からないが、ロシアを「ならず者」と言い切ったのには良く言ったと思った。某東大教授は占い程度とみておけ、米国の抱える問題を軽く見ている、とコメント記事が出ていた。
私はマスコミや評論家・知識人などは、ブレマー氏の様に自らの予測とか主張や意見を明確に打ち出さず、他人の予測に対してケチをつける傾向が強いことに違和感がある。しかも、コメントが外れるのを異様に恐れ、「たら、れば」とか「かも知れない」と断って最初から責任回避する傾向が強いことだ。中国の「ゼロコロナ」と大して変わらない発想だと私は思う。
結果として日本のマスコミ報道には「報じても安全な細部にこだわり大局を見失う」ことが多い。その為にイアン・ブレマー氏の調査会社のような世界から尊敬され引用される報告や人材が日本から生まれ難い或いは評価されない、それが国の舵取りを誤らせることになるのではと懸念する。■
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