かぶれの世界(新)

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私の「新しい高齢者生活」

2022-09-22 20:40:18 | 日記・エッセイ・コラム
私が早期退職後に生化学指標・運動能力・脳活動の目標値を決め、定期的に測定する定点観測を行いあるべき老後生活をカッコ良くやって行こうとしてきた。しかし、20年後に後期高齢者になり目標の意味が分からなくなってきた。先月交通事故を起こし今や定点観測が必要か疑わしくなった。

ざっくばらんに言うと定点観測なんかやっても年を取って衰えて行く惨めな自分を見るだけだ。交通事故だけじゃない。日頃食事を作る時に同時に色々な作業をやると何処かで良くミスをする。電子レンジから煙を出したと先日投稿したが、大きな失敗じゃないミスもしょっちゅうやってる。

野菜サラダを作りながらインスタントの青汁も作ったりする。同時に二つ以上の事をやろうとして一方をミスる。食事中に飲み物を口からこぼしたり、咳をして食事をこぼす。昔、眼鏡を頭にのっけて眼鏡を捜すジーサンを笑い物にしたが、気が付くと私がやってる。食事中に思いついて2階の書斎に行くと、何のために書斎に来たか忘れて戻り食事を続ける。

こんなに酷いボケを次々と連発することはかつてはなかったと思う。多分、家内を始め家族は気付いているけど面と向かって言うのは遠慮していたのだと思う。私自身は個々のボケは気付いても、今までとは一線を画すボケジーサンと自覚したのは交通事故のお蔭だと思う。

今後の後期高齢者の生活をどう生きて行けばいいのか。岸田首相が提唱する「新しい資本主義」が従来は人の強欲を基本に自由競争して経済成長してきたが、今後は人の能力開発を支援し個人のお金を投資に振り向け豊かになる。私風に纏めると、「配分を重視した資本主義への転換」だと思う。

では、私の高齢者生活はどうあるべきだろうか、それはもう全てに気配りしないで何かに重点をおいた身勝手な生活で良いのじゃないかと考える。モチロン、家族の為にやるべきことをやる、先祖が残してくれたものを家族に引き継ぐ、忘れた訳ではないが限られた自分の時間を有効に使う。

一体何が言いたいのか? と家族に言われそうだ。確かにその通りで、今までも自分の思いのままに生きて来た。だが、冒頭のように自分なりに目標を定めそれを目指して「やり過ぎる」くらいやって来た。なので「目標なんかクソ喰らえ」で良いのかと思うが、もう少し考えてみる。

今日も後から参考になる様な例を残した。最近やり過ぎている自転車の山走りだ。山歩きでは馴染みのコースで、小学校の裏山から岡野ファーム・恋木を経由しその先いける所まで走った。台風14号の強風で山道は葉っぱや枝が路面が見えない程落ちて、細いタイヤのロードバイクで走るのは怖かった。荒れた急坂を登れなくなり引き返した。何だか先々を予告するような終わり方だった。■
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台風一過、秋来る

2022-09-20 21:04:12 | 日記・エッセイ・コラム
西日本を大騒ぎさせた台風14号は一転して本格的な秋をもたらしてくれた。夏バテで老化を実感させられていた後期高齢者の私が、突然涼しくなった朝に目が覚めた時に久し振りに熟睡してすっきりした自分を自覚した。散歩でよく出会う老犬の飼い主が、夏を越せば来年まで生き抜けるというのと同じで、私も夏を乗り切った気分になった。

そんないい気分で調子よくいつもの朝食を作っていると、後ろから焦げ臭い匂いがして来た。振り向くろ電子レンジから煙がもくもくと出ていた。一瞬、火事だ、母が長年使ったレンジが壊れたと思った。だが、レンジのドアを開けるとボウルに入れたシリアルが真っ黒だった。牛乳を入れ忘れた!

炭になったシリアルを入れなおしてもう一度レンジにかけると正常に動いた。だが、台所に続く居間まで暫くの間焦げ臭い臭いがした。台所につながる玄関・居間・サンルームのドアを全て開けると、台風の雨風で洗われすっきりした涼しい風が通り抜け焦げ臭いにおいが瞬く間に消え去った。■
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台風14号下のやり過ぎ高齢者(2)

2022-09-19 21:39:38 | 日記・エッセイ・コラム
こんな題名で二日続けて記事を投稿する気はなかった。だが、大規模な台風15号がノロノロと九州を北上する間に、瀬戸内海を挟んで対岸にある大洲市の実家も二日にわたって想定外の影響を受けた。暴風圏が広い上に自足5-20キロくらいでしか動かないので被害は大きい。

二日間間断なくずっと雨が降ったので一切外出できずやむを得ず家に籠っていた。雨の中買い物にすら行けない自転車だけの田舎暮らしの限界を台風14号に実感させられた。愛媛県の東予(東部)や中予(中部)は竜巻警報、南部(南予)は大雨警報が出てたが、境目のここは両方だった。

昼間はずっと雨だったが、昨夜は11時頃から物凄い風、いわば爆風、が吹き始めた。裏山の森と連動して聞いたことがない物凄い風音で家じゅうが揺さぶられる感じがして殆ど眠れなかった。まさか大木が風で倒れ混んで来るなんて起こらないか、想像するだけで正直怖かった。

爆風は今朝になっても断続的に続き、11時頃になってやっと吹き止んだ。雨は降り続けたが、雨だけなら全く気にならなかった。昨夜から市内の山間部には土砂崩れ注意報とか高齢者雛避難指示が出てたが、例によって誰も避難した人はいなかったようだ。

家に籠っていた昨夕はエアロバイクを踏んだが、今日の夕方も思いついて二日続けてエアロバイクに乗った。近年利用した記憶がない程に久し振りだったので、二日目の今日は少し足が重かった。無理をするなとこのところ医者にきつく言われていたので、今日は約14キロ・240kcal程度で止めることにした。それでも、十分気分転換になった。明日の天気予報は晴のようでリアル自転車に乗って買い物に行く予定だ。■
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台風14号下のやり過ぎ高齢者

2022-09-18 18:47:12 | 日記・エッセイ・コラム
大型台風14号が今夜にも九州上陸の予報が出る状況で、ここ四国西部の愛媛県大洲市も朝からずっと雨が降りっぱなしだ。車のない私は日中家に籠って一歩も外出しなかった。明日は本格的な豪雨になる予報の為、夕方の有線放送で明日のゴミ収集は中止になった。

一日中外に出ない「何でもやり過ぎの私」は欲求不満が溜まるばかりで、昼食後テレビを見ながら久し振りにエアロバイクのペダルを踏んだ。バドミントン・ジョギング・山裾歩きにサイクリングなどで忙しく、書斎の隅に押し込めたエアロバイクを久し振りに使った。

雨の日は他に体を動かす道具がない。3時過ぎに再放送のテレビドラマを見ながらエアロバイクに乗った。早期退職した50代後半はジムで高負荷をかけ1時間800kcal以上漕いだ。数年前までエアロバイクで600kcalは行けたが、今日は50分330kcalが精一杯だった。

色々な運動を週何回もやるなと医者にやり過ぎを指摘される一方で、私はエアロバイクに限らずつい数年前まで頑張れたことが出来なくなったと嘆く。正直、今日も我ながら体力が随分衰えたとがっかりした。しかしそれ以上頑張ると、又も関節炎になったりする心配がある。

何をやってもやり過ぎて体を痛めてしまう。私自身はいまだにやる気は満々でくじけてないのだが、体を傷めて若い頃のように回復できなくなるのも怖い。医者は一般論として安全な範囲でしか助言しない。テレビや新聞の折り込みなど世に溢れる健康飲料など疑わしいというか、嫌だ。

高齢者の先輩はこういう矛盾をどう向き合うのだろう。台風14号はこんな高齢者が直面する矛盾をエアロバイクを使って考える機会をくれた。夫々人によって解は異なるはずだ。私自身の解を捜すしかないのか。■
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東京五輪反対を想起させる安倍元首相の国葬反対

2022-09-17 16:24:04 | 国際・政治
マスコミや野党が国民を巻き込んで国葬に反対する様が、私には東京五輪反対運動の嫌な記憶を思い出させた。あれほど反対したのに、大会が終わるや否や活躍した選手をバラエティ番組に出演させ金儲けに走るマスコミの姿は醜くかった。国葬反対について私なりに天邪鬼発言をしたい。

安倍元首相の国葬を巡り国を二分する議論が続いている最中に、エリザベス英王女が在位70年後に96歳で亡くなり内外から惜しむ声が報じられた。ダイアナ妃との微妙な関係やアイルランド独立等の問題もあるが、それは別の話、女王の貢献を左右するものではなかった。

安倍元首相が暗殺された時も海外から彼の貢献を取り上げて死を惜しむ声が報じられたが、その後の国内で広まった国葬反対論が異なる展開に向かった。安倍氏の首相としての偉大な貢献など全てすっ飛んでしまった。

反対論の殆どは統一教会に関わるもののようだが、報じられたのは多分事実だろうと私も思う。だが、彼が先進国のトップとして世界で果たした貢献は変わらない、何も報じないのは何故なのか。歴代首相の誰もが成しえなかった貢献を安倍元首相は果たしたと私は思うのだが。

驚き記憶に残っているのは、トランプ大統領が突如TPPから離脱した時、残りの国を纏めてTPP11を成立させたことだ。更に最大の功績は「自由で開かれたインド・太平洋」構想のような全世界を包括する理念で、世界の大国をリードして新しい動きを生み出した。

安倍元首相が、自国本位で扱いの難しいトランプ前大統領と、これまた実利に走り易い欧州トップとの間を取り持って難題に取り組む仕組みづくりした時、私は心から驚いた。かつてこんな日本人リーダーがいたろうか。日本人トップは国内不安を取り纏めて欧米についていくのが精一杯だった。

国葬を決定した岸田首相は時間の経過とともに支持率が低下し、国葬に参加する海外トップの格が下がっているとマスコミは(嬉しそうに)報じた。日本国内で支持されてないとの報道を聞き、訪日を躊躇う海外(元)リーダーもいるのではないだろうか。

私はもったいないと思う。こういう言い方は申し訳ないが、安倍元首相の死を利用して多くの海外要人と交流し情報交換する、何かの時に役に立つ関係構築する絶好の機会を失ってはならないと思う。現在のところ、仏サルコジ元大統領、英メイ元首相、独ウルフ元大統領、伊レンツィ元首相が出席予定だそうだ。そうそうの顔ぶれではないか。

こんな機会を外交に限らず最大限有効に使うべきだと思うが、如何だろうか。報道の在り方もも同じだと思う。マスコミは少なくとも安倍元首相の功績と問題を両方をまな板に上げ、国民に伝える姿勢が必要だと思う。支持率を云々する声も報道に影響された結果だと私は思う。■
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