かぶれの世界(新)

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転じて滅茶苦茶な夜

2024-01-10 20:53:16 | 日記・エッセイ・コラム
家族の新年会後の2日目の昨日、落ち着いたところで最近経験のない距離を歩いた。自宅から桜丘に行き川崎街道を通り大丸、左折して向陽台を経て稲城大橋から白糸台、旧甲州街道を経て自宅に戻った。最近は新大丸を挟んで多摩丘陵の北側13キロと南側15キロを歩いてた。

来春に孫達と雲取山登山を提案した言い出しっぺの私が、昨年の偽痛風で弱った足を強化する第1.5段階として多摩丘陵の南北通しで歩きたいと考えていた。今迄は大丸交差点で疲れて自信を失い、左折して府中街道から是政橋を通り戻っていた。だが、昨日は家内に持たされた安納焼き芋を交差点の手前で口にすると元気回復し、右折して向陽台に向かい残り半分を歩き自宅に戻った。

これで高尾山から陣馬山を歩けると思ったが、スマホの万歩計を見ると25キロの積りが17キロ余りしかなかった。向陽台から先は下りと平坦な道が続いたせいもありとても楽だった。実際の山歩きも半分は下りなので、残りの半分は楽勝だと思い、実際自宅に戻って気分爽快だった。

昨夜は10時頃に気持ち良く床に就いた。だが、山歩きが上手く行っても持病の頻尿は変わらない。4時半頃に二度目のトイレに行こうとしたが寝室の灯りがつかず真っ暗だった。子供に教わったスマホの灯りで物置の懐中電灯を取り出したが、なんと電池切れで点灯しなかった。更に下駄箱の電池(格納箱)を取り出したが、殆どの電池は液漏れで錆びていた。

念の為玄関から出て路地道を歩き、街灯や窓から灯が見えた。我が家だけの停電だった。改めて乾電池を組み合わせて懐中電灯を点灯させた。家内はその1時間前に目を覚まし「停電だった、その時食洗機が止まり泡を吹いていた」だったという。シャッターを開けると隣の内の窓の明かりが見えるという。それでブレーカーが飛んでいることに気付き、再投入して問題解決した。

時計は5時前を指しており、家内はそのまま起きて食事の用意を始め、私はベッドに戻って寝た。実はその積りだったが体が冷えて興奮が治まらず、殆ど眠れないまま7時前に起きた。何時もの血圧や室温湿度体温等の測定をし、着替えて食事を頂いた。朝食後は何時ものルーチンワークに戻り、新聞やパソコンで市場の動きをチェックした。ドル高で投資が少し儲かっていて落ち着いた。

ルーチンワークを済ませるとあっという間に昼食前の時間だったが、その前に東京電力に電話をかけてブレーカーが飛んだ顛末を説明した。深夜はエアコンなど消費電力の高い電気器具を使わず、食洗機とエコ給湯だけ、自宅は5年前に新築したばかりと説明すると、有料(平日9000円)の調査を勧められた。暫らく様子を見て再発したら調査をお願いすることにした。

それから約16時間エアコンを点け料理をしたが特に問題は起こってない。だが、深夜の停電は北陸の大地震の被災者の気持ちをホンの少しばかりでも経験したような気分になった。そして、停電に対して十分な準備をしてなかったことを感じさせられた。■
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新年会&喜寿祝い

2024-01-08 20:43:43 | 日記・エッセイ・コラム
昨日我が家に家族10人が集まり新年会と、家内の思い付きで私の喜寿のお祝いを兼ねてやってくれた。今年も私は4月半ばに四国の実家に行き、6月の誕生日には東京にはいないからだ。喜寿を祝うのは傘寿まで元気で生きているかどうか不明だからという。母は90まで生きたが同じ理由で傘寿を祝った。その後駅前のケヤキ並木にあるカラオケ店で大騒ぎした(その積りだった)。

昨年は同じく1月7日に近くのイタリアン・レストランで新年会をやった。我が家は長男や娘の連れ合いの実家の新年会を優先するので、元旦から1週間程度遅れて新年会をやるのが恒例だ。家内が毎年事情を理解して融通を利かせるので新年会の日程で揉めることはない。

だが今年は例年とは異なる新年会と感じた。それは、昨年まで3人の孫達が連れ立って大騒ぎするのだが、今年は各々やりたいことをやって静かな新年会になった。年長の孫は中学生になり我が家でもカラオケ店でも殆ど喋らずスマホをいじくっていた。中の孫は何故か大人しくしてた、下の孫は前日近所の友達とその家族が集まって新年会をやりくたびれていたらしい。

今年はレストランの予約が取れず準備の時間が十分でなかったので、家内はメインに宅配寿司を手配しサイドメニューは各家族が持ち寄った。こういうやり方はどうしても料理が多すぎてしまい、各家族は持ち帰る羽目になった。我が家も今日もまた新年会の残り物を頂くことになった。来年は是非ともレストランでやりたいと家内は言い私もその通りだと思い賛成した。

カラオケでは最初下の孫が元気に歌い始めたが、上と中の孫は1曲も歌わず代わって長男が元気づけに唄った。私が知っている曲は一つもなかった。そして娘の亭主が引き継いでやっと知ってる80-90年代の曲を歌ってくれ、私も挑戦したが音外れの酷い出来で途中で止めた。そのうち雨が降ってると家内に言われ一旦帰宅、洗濯物を取り入れ店に戻ると予約時間切れで盛り上がらず解散した。

帰宅後は喜寿のお祝いで家内と下の息子にプレゼントしてくれたスマホの立ち上げに四苦八苦した。と言っても基本的な操作は全て息子がやってくれた。彼の仕事は人事だが、パソコンとかスマホは多分専門家以上に詳しい。だが、旧機種から新機種への基本的な変換は終わっても、金融機関から市場データをとり資産管理アプリに入力する個別処理は個々に確認が必要だった。

今日の午前中までLINEやGメールにBiglobeのメール、金融機関と家計簿との連携、血圧等の健康データのリンク等をやっと終えた。息子がいなければ絶対無理だった。その後、散歩に出かけ新旧スマホをポケットに入れて万歩計のデータをチェックした。同じアプリで旧機11095歩7.02キロ、新機11100歩7.02キロ、全く問題なかった。

今年の新年会の思いでは、子供や孫達との再会と食事それにカラオケだけではなかった。印象に残ったのはスマホ機種の移行だった。そのあと何時もの様に散歩に出かけると、大國魂神社は今日も参拝客で一杯、競馬場に繋がる陸橋から見た富士山は美しかった。早速比較の為に撮ったスマホの写真はx2からx6に改善され、プレゼントが嬉しかった。■
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何というお正月!(2)

2024-01-07 11:22:24 | 社会・経済
2日の羽田空港での航空機事故には驚いたが、国内での反応にはいささか違和感のあるものがある。一部にある特有の反応が我が国を良くも悪くもユニークな道に進ませる恐れがあると感じる。間違えるな!と言いたい。現時点での最優先事項は事故原因追及と再発防止、旅客機からの奇跡の避難の検証し更なる改善だと思う。

そんな時に、アレッと思う意見が聞こえてきた。最も引っかかるのが炎上した日航機からペット2匹が救出されなかったことをSNS等で声高に訴える人達だ。愛犬家の気持ちは理解できるが、その前に事故で亡くなった海保機の職員達を惜しむ声が全く聞こえてこないのは問題だと思う。

彼等は能登半島地震で被災した人達の支援に向かう途中で不運にも事故に遭い亡くなった。私には「これこそ何てことだ、恩知らずめ!」と思う。東北大震災の時には例えば大規模な復旧支援をする自衛隊員を称え元気づける長淵氏が基地でコンサートを開いたのを見て感動した。

だが、「今回はペットか」という気持ちだ。5人の犠牲者はどこへ行ったのか。この機会にペットの扱いを変えていくのも良い事だと思う。だが、今後も災害復旧支援する人達が2次的な事故に遭う可能性はある、そういう人達を守ることを優先すべきと私は信じる。

多分それは事故原因を突き詰め再発防止するのが最優先事項かつ最低限のことだが、それだけではないと私は思う。体を張って国民を守る為に働く海上保安庁とか自衛隊、警察・消防・医療など多くの人達に感謝し尊敬を忘れてはならない。

だが、彼等は危険に身を晒しているのだ。彼等への評価は国民のテストだ。今回の旅客機の乗員の振る舞いは他国から尊敬され報じられている。だが、今回の国内報道を見ると、海外の反応を見て報道の基調が定まったような気がする。そんなんで良いのかな?■
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飛行機旅行の思い出

2024-01-05 21:19:58 | 旅行記
羽田空港で日本航空機と海保庁機が衝突し、乗客乗員が奇跡的に全員避難したが、海保庁の職員5人が亡くなったのは本当に悲惨な事故だった。一方で羽田から発着するフライトがキャンセルされ、今も200便以上が欠航して3万人以上の乗客が取り残されたという。

40年以上前にフライトがキャンセルされ米国の空港に取り残されたことを思い出した。70年代後半に初めて米国に海外出張をし、数年後には毎月のように米国両海岸に出張した。その頃真冬のボストン郊外の支社に出張し、マイナス15度の大雪のなか帰国することになった。

その日は128号線の外にあるボストン郊外のホテルに泊まり帰国予定だった。ボストンの空港が大雪で閉鎖と再開を繰り返していたが、取り敢えずタクシーで空港に向かった。マサチューセッツ州は雪が降ると道路に塩を撒いて特別なタイヤでなくともほぼ予定通りに空港に着いた。

だが、空港はクローズされており多くの乗客が再開されるのを待っていた。私はボストンからニューアークに国内便で行き、そこから国際便に乗り換え成田に飛ぶ予定だった。小一時間経過後に空港が再開しニューアークに行くフライトの案内があり、あっという間に乗客の長い列ができた。

だが、悲しいかな私は英語を聞き取れず列の後方に並ぶのが精一杯で、その1時間後発のフライトに乗るしかなかった。ニューアークに到着したした時には日本行きのフライトはもう出た後、翌日朝一番のフライトに乗るしかなかった。となると、その日の夜をどう過ごすか問題だった。

だが私のような乗り遅れたお客は沢山いたはずで、案内の放送後すぐに空港の窓口に行き近くのマリオットを予約した。ホテル行きのバスが手配され、ビジネスホテル程度の値段で一泊した。取り敢えずボストン支社に電話を入れ日本の担当部門に連絡するようお願いした。

広大な米国での飛行機旅行は日本と違って直行便より1-2回の乗り換えて目的地に行くのが普通で、フライトが翌日になる事態はよくあることで簡単な手続きで対応できる仕掛けがあった。私のような未熟なレベルの英語でも何とかなり助かった経験が何度かあった。

ボストンでの経験だけではない。仕事で南部の会社を訪問した時は乗換機の不具合で一本後のフライトに乗ったことがある。息子とカナダのバンクーバーに登山に行った時は9.11直後で、入国審査を待つ長い列で手間取り予定のフライトに遅れ、半日遅れたこともある。

特に乗換機の航空会社が同じ時は優先して面倒をみてくれることがあったが、異なった航空会社の時は自分が対応するしかない。例えば上記のボストン空港の場合、ボストンからニューアークは米国内航空会社のフライト、ニューアークから成田までは米国の国際線だった。ある意味、面倒見の良い日本のパック旅行に比べると、自己解決を求められる海外旅行はいい勉強になるかも。

羽田空港の事故に戻ると乗員乗客全員が助かった日本航空は普段からトレーニングをして素晴らしい結果を出したと思う。私が海外出張した頃は日米で飛行機事故が続発し、無事空港に着陸した時は乗客は拍手したのを思い出す。今回の事故対応を各国が褒め称えたのは当然だと思う。■
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何というお正月!

2024-01-03 20:52:31 | 日記・エッセイ・コラム
こんなお正月は初めてだ。元旦早々にマグニチュード7.6の大地震が発生し、その後何度も余震が発生し今日の午後には死者73人に達した。今回の能登半島地震は大変な災害だが、都市部に直撃した阪神大震災の2.8倍のエネルギーがあったというから被害は少ないとも言える。

ところが、翌2日には羽田空港で日本航空機が着陸直後に待機中の海上保安庁の航空機と衝突市炎上するという前代未聞の航空機事故が起こった。炎上する航空機を見て私は最初乗客が生還出来ないのではと思ったが、時間が経ってから日航機の乗員乗客は全員したと聞きホッとした。

だが海保機の乗員は5人死亡し、ただ一人機長が重症ながら生き残ったらしい。彼等が能登半島地震の被災地支援物資を搬送する為に新潟航空基地に向かっていたと聞きとても可哀そうに思った。報道では海保機の職員の死亡を軽く扱っているように感じたが、私は逆だと思う。

彼等は命の危険を冒して被災地の人々を救おうと活動している、私から見れば私用で航空機を利用する一般人の命より軽いはずがない。私が社会人になった若い頃命を懸けて国民の命を守る自衛隊を憲法違反と言って批判する野党の主張に強い違和感があった。海保庁の職員に同上を禁じ得ない。

実は私もお正月早々から恥ずかしながら非常に個人的な痛みを感じた。先月名古屋旅行から戻って暫くして左肩の痛みを感じ、整形外科医のお世話になった。左手が肩より上に上がらず洗濯物干しと取入れに苦労した。原因は筋の石化が原因だった。

今度は正月元旦に右脇に痛みを感じた。患部に触ると柔らかいので今度は石化ではないだろう、時間が経てば何とかなるだろうと思った。だが、昨夜は痛みで何度も目が覚め、起床後測定する血圧が140台に急上昇していた。今度は洗濯物干しに不都合はないが今日は昼間から痛くて参った。

最後に洗濯物干しを済ませて何時もの様にパソコンを引っ張り出して2日から動き始めた米国市場をチェックした。米国IT株とドル円が同時に下落して資産価格が0.4%下落していた。家内に食費に無駄使いするなと言い口喧嘩したのに、もっと大きい損失で恥ずかしくなった。

今年の正月は大地震と航空機事故の国レベルで大変な事態が起こった一方で、私は脇の痛みに顔をしかめ小金を失ってイライラしている。何というお正月だ!■
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