八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

いわき市の市長選挙

2013年09月06日 20時16分16秒 | Weblog
この画像は、以前にも載せた。守屋 洋 著、「中国古典の名言録」からの引用。いわき市の市長選挙の投票日が近い。現職に対抗して、新人三人が競っているようだ。時々、マイクから大きな怒鳴り声のように叫んで、通り過ぎていく。面積が広いので、急いで走らなければ、ならないのだろう。現職市長に、不満があるのか、なにかあるのかなぁ―って、かんぐってしまう。この歳になると、選挙に関心が薄くなっている。
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避難をしている方からいただいた桃

2013年09月06日 19時34分03秒 | Weblog
ちょっと先月末のこと。原発から20キロ圏から、避難をしている人から、いただい桃。「元気でいっかぁ」って。一年ぶりに訪ねてきた。桃は、勿論、なんの影響もない。原発事故のあった三月の25日頃、困っているだろうと、「ガソリンと灯油」を、貰ったことがあった。別のひとは、「会津の仮設に落ち着いた。町役場に用があったから、ついでにと」、手土産を下げて来た。また別の人は、「いわきの仮設に落ち着いた」と。近くの魚店から、「ついでに買ってきた」と、魚を持って訪ねてきた。なんか、避難をしている人から、いただいてばかりいるようだ。最近は、避難先のそれぞれの場所で、不安を感じながら、過ごしているのかも。桃を持ってきた人は、「2年先に戻る」という。開店できるかどうかは、わからないという。さびしい話に、なぐさめようがない。「故郷の廃家」の歌を思い出す。「いくとせ故郷来てみれば 咲く花鳴く鳥そよぐ風 門辺の小川のささやきも 馴れにし昔に変らねど 荒れたる我が家に 住む人絶えてなく」。
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