八十路徒然なるままに

すざまじきものにして見る人もなき月の寒けく澄める、廿日のあまりの空こそ、心ぼそきものなれ。徒然草より

一富士二鷹三茄子

2018年01月14日 19時43分13秒 | Weblog

一富士二鷹三なすびは、初夢に見ると、縁起がいいと言われている。初夢は、正月の二日の夜に、見るというのだが、忘れた。何故、なすびなのか。本をぺらぺめくってみると、「事をなす」という。高い志しを、持つという意味だった。画像は、手拭の柄。富士の山があり、鷹は、楕円形の羽根、茄子。大昔しは、お年始用に、使った。本染めの手拭い、そのものが、珍しいと思う。

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明日は小正月

2018年01月14日 19時17分15秒 | Weblog

十五日は、お正月を納める日という。節気で、「小寒」から「大寒」。七十二候では、「キジが鳴き始める」ころという。毎度のことで、旧暦の、十五日は、お月さまは、満月。新年を迎え、最初の満月の日を、祝っていたともいう。ちなみに、明日のお月さまは、二十九日月なので、ほとんど見えない。「おおさむ こさむ 山から小僧が、おりてきた」の歌もあり、寒さは、まだまだ続く。旧暦の元旦は、今年は、二月十六日。昨年は、一月二十八日だったので、春の訪れは、遅くなると思う。画像は、仏壇に供えた菊の花に添えた、赤い実「千両」、正月用の切り花。

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