96歳頃と思う。介護が始まって、おしゃべりの相手をしていた。ばぁちゃんが云うことを、メモをしておいた。百歳の記念の小冊子に、ばぁちゃんのお説教と題して、綴り込んだ。ある時は、小生の顔を真顔で、「お前ぇは、ぽんつくだぁ、ぼんぼつっこねぇんだから、少こぉし、利口になりなぁ」と。
画像は、前年の百四歳の記念の、小冊子の見開きのページ。毎日、看護や介護で、世話になっているので、お礼のつもりで作った。百五歳の記念のものを、作れそうだ。いい顔は、なかなか撮れない。新聞記事によると、いわき市では、百歳以上の高齢者は、202人で、最高齢は、108歳と読んだ。どうせなら、最高齢を目指したいと思いながら、寝顔を見た。今日の、午前中、ヘルパーさんに、「吐きそうだぁ」と、呼ばれたという。背中をさすって落ち着かせ、横向きに寝かせたという。と、聞いたので、寝顔をみると、気配を感じ、「暑いなぁ」という。肩にかけた毛布を胸まではいで、風を入れた。気分はよさそう。「もうすぐ、ご飯になるよぉ」と、声をかけた。