神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

感染防止か経済優先か?  また始まった

2020年11月27日 08時05分23秒 | 料理を作る・食べる
秋から、ようやく世間が落ち着いて予約が入り始めた忘年会、12月は回復のスタートと思っていたが案の定
Go toとともに始まった大型観光地と大都市のコロナ感染第三波、国と知事のバトルが再燃したが、我々飲食店はキャンセルの第三波が始まった
すでに12月のキャンセルは10組に近づき、新年会も含めて「感染なき町の予防キャンセル」はこれからがピークか
30人、40人規模の宴会が次々にキャンセルになっていくのは、もうがっかりより「唖然、茫然」まな板の鯉の気分
もう、この商売の復活がかなり厳しいことがわかっていても、未練が残るのはこれで35年生きてきたからだ
やめるのは簡単だが社員が失業する、だから毎日考えている
頭の切り替えが必要だ、それも180度の切り替え、表が裏になるくらいの荒療治で行かないとどうにもならない

新しい道を探るのは容易でないが、楽しみでもある、けれどイバラの道だ
投資して唐揚げなどの移動店舗を始めた仲間もいるが、頼みの観光施設にもGo to中止でさっぱり人が来ないとボヤいていた、予定の4分の一しか売り上げがないらしい

気分的には前向き、ダメになっていた施設を立て直す絶好の機会でもある、国が本気で疲弊産業救済を考えているうちに、やることはたくさんある
がんばるぞ!

今夜は私の仲間と30人ばかりの懇親会だ、感染流行地域から見たら「なにごと!」と言われそうだが、非感染地域の住民としては「なにか?」と言いたい
この平和な地域へのウィルスの持ち込みだけはご免こうむりたい

国が主導するのか 都道府県知事がするのか 私は市区町村長に判断を任せるべきだと思う
国は医療支援と経済支援を 都道府県は都道府県内の医療支援と経済支援、県内外の移動制限決定 市区町村は自分の市区町村の経済活動判断を...どうだろう?
地域ごとに感染者数が大きく違う県単位なんかナンセンスだ、治まるまで関所があった江戸時代に戻せばいかが?



健康診断の日

2020年11月26日 08時52分28秒 | 病気と健康
一年一度の健康診断に行ってきました
午後の部だったせいか、それとも検診側の配慮か例年の3分の一程度の密度で余裕だった
血液検査の担当は、毎年女性だったけど、今年は30代後半くらいの男性なので不安だったが、やってもらうとこれがチクりだけで、いつ終わったかわからないくらい
とても上手な人でした、インフル注射もこんなならやってもいい、いつの年だかには、下手くそな若い女性にあたって内出血して腕が紫色になった
私は血管が細くて、いつも担当者が苦労するがこの一年はけっこう血管が太く出るようになった

血圧検査ではベテランっぽい女性が担当してくれた、119-71
「ちょうどいい範囲だわ、バッカ良い数字だね!」
おほめにあずかったけど、久しぶりに生の新潟弁(新潟市周辺)を聞いた
今年も体は快調、もう一年頑張っていけそうだ、昨日は商工会議所の指導員と新しい事業の話をしてアドバイスをもらった
今までの仕事はしばらくは無いものと考えて、可能性ある仕事に切り替えるがよろしいようだ
昨日も忘年会が3組キャンセルになった、相変わらず田舎の人間は都会に影響される、それも都会人以上に反応する
一方、女性が多いサークルの幹事さんがきて「コロナ?」みたいな調子で元気に料理の打ち合わせをして行かれた
気にすれば、柳も幽霊に見える、過度の神経質はよくない、どこの誰に出て、どこが安全か考えて行動してほしい
Gotoも、「感染地域に行ってはいけないが、感染地域の人が出ていくのは構わない」との御触れ
それでいいのか? 私にはわからない??? 根本的な策がなければ、どうやっても同じ結果しか生まれない

2週間、顔を見せなくなったカート猫が、今朝戻ってきた
痩せこけているかと思ったら、余計に太って健康そのもの
どこにいたのやら?
保健所にまで捜索願を出していただけに拍子抜け

コロナも巨人も、セリーグもたいへんだ!

2020年11月25日 09時56分12秒 | 雑記
gotoトラベルは前半大成功で、観光業に活気が戻ってきました、いままで家に閉じこもっていた人たちも「政府のお墨付き」で一斉に旅行に出た
私も、その一人で南魚沼と湯沢温泉の一泊旅に行きましたが、今年初めてカラオケを歌い、みんな大いに発散しました

しかし戻って一週間、その南魚沼の警察がクラスター感染で全署員が自宅待機と検査になり県警から補充がくる騒ぎに
たしかに約5~10分、広くもないトンネルの中を歩いていく清津峡も観光バスをはじめ100人は下らない人出で?は感じていた
その後、全国で感染が一気に出始めて第三波という言葉が新聞やテレビで次々と出てきた、北海道、東京、大阪は特にひどい
北越の優等生180人感染の新潟県もクラスターが2つ発生して、あっという間に400人に迫る勢いだ、長野県も増えている、富山県、石川県は逆に落ち着いてきた

そんなわけで、前半大成功だったGotoトラベルは後半は大失敗になってしまった、急いで部分的中止を言い出したが、混乱は免れない
一時しのぎの特効薬ばかり連発して、毎回同じ轍を踏んでいる
緊急職種(消防、警察、自衛隊、医療関係、政府、自治体の緊急部門など)、再開に時間がかかる金融のシステムや、システム企業は必要最小限の活動で、を除いて
一か月くらい全国民の外出禁止、必要最小限だけを残して企業、店舗、交通網、学校の休業
そのかわり個人、あらゆる会社に一か月分の食料と必要経費補償(高収益優良企業には内部留保で一か月しのいでもらう)する
そうすればだらだらと長い期間にわたって感染が続いたり、助成金、保証金なんかを出していなくても良かったはずだ、未だ効果ゼロどころか

日本国民(サンプリング)の90%が嫌いと言う中国は独裁体制ならではの強権発令でコロナを(日本よりは)閉じ込めることに成功している
国民は半年以上も「だらだら我慢」をして欲求不満になり、Gotoが引き金となって一気に暴発してしまった、また「振り出しに戻る」だ

毎日の報道でかなり絶望感を抱く人が増えてきたが、欧米、南米などの壊滅的感染と比べたら、まだ日本は100分の一だ、
今、ここで内閣総辞職の責任感と気概を持って、断固とした英断で国民の協力を得られる強権を発動「一か月で日本からコロナを無くす」宣言の元にやれば
国民も一か月の我慢はするだろう  ???

話は変わるが巨人がぼろ負けで、野球に興味を失いかけていた私は毎回楽しくテレビ観戦している
相撲やマラソン、駅伝、サッカーは手に汗握る接戦が面白いが、野球やボクシングはワンサイドゲームで見るのが面白い
ソフトバンクの強さは明らかで、日本シリーズは当分行う意味がない
どうしてもやるならオールセントラル対ソフトバンクがいいのでは。 昨日の巨人は自信喪失で誰もかれもが怖気づいているように見えた、
原社長は泣き顔だし青ざめている、これじゃ勝てない
広島を経験してきた丸だけがなぜか金時のように頼もしく見えた、あのポーカーフェイスが何かやってくれると見えたが、その通りになった
岡本も足りないのは自信だけだ、若いのだから、失敗を恐れずガツンと若さを前に出していけばいいのだ
だけどソフトバンクは打線も投手も自信満々で気持ちいい、日本シリーズ4連覇だもんな、川上巨人の大偉業に向かって突き進め!工藤SB





今場所の大相撲は、なかなか見ごたえあった

2020年11月22日 19時18分55秒 | 大相撲
大相撲も一年の締めくくりの場所だったが、コロナ防止のため、とうとう東京から本場所は動くことがなかった
今場所は最初から横綱全員(二人)が休場と言う(最近は別に珍しいことでもないが)肩透かしで始まり
すぐに今場所の目玉、正代、朝の山の二大関も休場で一気に水を差されてしまった、これで大関も貴景勝、ただ一人というありさまで、なんとも締まらない場所になったのだ
今日の千秋楽など、これで入場料取れるのか?という三役そろい踏みで取り組みは関脇対幕内8枚目 関脇対幕内7枚目 今場所最後の取り組みは大関対小結

ところが....今場所は実は締まった場所で、力士1人1人の真剣な取り組みは目を見張るものがたくさんあった
熱戦が繰り広げられて、平幕の相撲でも手に汗握るものが結構あって楽しませてくれた
誰がスターと言うよりは、休場者以外の力士全員が総力あげて取り組んだと言ってよいくらいだった
そして最後の貴景勝と照ノ富士の一番は見ごたえがあった
貴景勝は優勝を飾って横綱にもっとも近い男になった、来場所13層以上で連続優勝すれば、引退直前のふがいない横綱しかいないから。ほぼ横綱昇進となるだろう
一方、照ノ富士の関脇昇進は文句なしだ、これも関脇で優勝でもすれば関脇を一場所で通過して大関になるのではないだろうか
照ノ富士の強さは文句なしだ、大きな苦労をして精神的にもたくましくなった、今の角界では一番強いのでは? 
だが膝が問題だ、前に出ると抜群だが力のある相手に押し込まれると耐えられず、あっさり負けてしまう、これがネックだ
貴景勝は大きな正代、朝の山が復活してきたが正念場となる、照ノ富士同様に勢いある正代は強い、だが今場所の怪我で弱気が出なければよいが
朝の山も、安定していない、負けだすとたちまち脆くなってしまうのは御嶽海に似ている
御嶽海こそ?なんだと言いたくなる、二度も優勝しながら大関にもなれないとはどうなっているのだろうか、最近の相撲はあっさり負けすぎる
かっては数回の優勝をしながら横綱になれなかった魁皇や小錦もいるが、御嶽海も同じタイプなのか
一回の優勝で横綱になった力士もいるのだからタイミングは大事だ、連続優勝で綱とりと言われた琴奨菊と  はチャンスをものにできなかった
稀勢の里だけがチャンスをものにしたが、あとが悪かった
そして今は貴景勝にチャンスが巡ってきた、がんばれ貴景勝!

強い若手が伸びてきた、大関もあぐらをかいていると地位の逆転もあるぞ!
来年の大相撲は楽しみいっぱいだ、元大関がうじゃうじゃいる場所も珍しい、
だれが出世頭になるのか、まさに大相撲は戦国時代だ







どこにも行っていないことに気づいた

2020年11月15日 09時24分40秒 | 地理
今日も昨日同様、晴れ渡っています
これからは関東甲信は毎日のように、こんな天気が続いて
北陸、越後はどんより曇った日々と、雪に悩まされ、生産性の低い毎日が続く

今朝も、空色の朝顔が一輪咲いています、明日咲きそうなのが二輪、窓を開けた途端の青空と朝顔に癒されます

岐阜県と長野県、どちらも日本の中央に位置する大きな海なし県、でも北越(北陸と越後)から向かうと全く違った顔である
長野県は中央に諏訪湖と松本市~塩尻~岡谷~諏訪の人口集中地帯があり、北部には県庁所在地の長野市~須坂~中野~飯山と千曲川ベルト地帯が続く
長野から中山道沿いには上田~小諸~佐久~軽井沢と続き、群馬に出ていく
南部はどちらかというと山が深く、開けていない、それでも伊那~駒ケ根~飯田と中山道沿いの町が続いている
しかし岐阜県は、北部の飛騨と、南部の美濃でまったく様相が異なる、飛騨は山深く、国道41号が川沿いの狭い谷間を走るだけ
ようやく神岡の町が見えてくるけれど、高山までは寂しく深い谷間だ
だからどうしても、こちらから行くと長野県は開けた高原であり、岐阜県は深い山という印象になってしまう、しぜん足も信州に向くのである
美濃はあまりにも遠い、今は東海北陸道が開通しているので、時間はさほどでもないがカーブとトンネルが続く対面通行の高速道
名古屋に行くには松本経由、高山経由、米原経由とあるが、一番距離がある北陸道を通る人が意外と多い
北陸道は海岸沿いでアップダウンも少なく、敦賀付近が一番の難所だが、さほどのことはない、走りやすいのは北陸道経由である
東京、名古屋、京都、どこも似たような距離にあるけれど車だと京都へ行く数が圧倒的に多い、電車なら東京が群を抜いている、名古屋はまだ5回くらいしか行ったことがない
旅好きのはずだった私が、意外とどこにもいっていないことに気づいた
高校生の頃には誰よりも旅行好きだと思っていたし、旅行業になろうかとも思ったこともあったのだが...
少なくとも50代からは日本中を歩く気でいたが、いまだに仕事から離れることができない
今、幻滅しているのは、この旅行の件と、いまだ携帯にこだわっている馬鹿な自分だ、もっと楽しい人生のはずだったのに、ここにきて父の頑固さの遺伝子が現れたようだ
鹿児島、北海道、山陰、広島、山口、愛媛、行ったことがない、秋田も通過しただけ
九州だって全体で見たら2回しか行ってないし、秋田、岩手以北も1回だけだ、あと10年でどれだけ行けるのか?
コロナの存在が、ますます旅を遠のかせる。









コロナ第三波が始まったのか?

2020年11月12日 08時38分10秒 |  コロナ騒動
3~4日続いた冷たい雨ふりも、ようやく昨日で終わり、朝から太陽が顔を出した、今日は100%の快晴だそうだ
部屋の窓もすべて開けて仕事に出てきた、このところ湿度も50%台とずいぶん乾燥してきている
インフルに、コロナウィルス、空気の乾燥がウィルスを元気づけるし感染もしやすいそうだ
驚くのは東京の318名感染、兵庫県も最多だとか、あきらかに第三波が起こりつつあるようだ
運がいいのか?どうなのか? 先日同級生で旅行に行った新潟県南魚沼市で、警察官10数名のクラスター感染が発生した
署内の警察官全員が待機状態になり、県警からあらたに応援部隊が配置されたそうだ
更に我々が乗り降りして観光していた関越高速道の小出-六日町間で土砂崩れが発生して上り線が交通止めになっている
まさに間一髪、今日あたりが旅行日であれば少し「どうしようか?」という意見も出てきたかもしれない
日本中、今まで感染者が少なかった地方の県でも急激に感染が広がっているのは季節的なものなのか、Gotoで感染者が動き出したせいなのか?知る由もないが
ある一定の感染数、例えば東京で一日1000人などと言う数字が出てくれば、国民の意識もかわってくるだろう
アメリカやヨーロッパ、南米、インドなどの桁違いの感染者の国でも、我々日本人と同程度の、むしろ平気に見える反応
彼らこそ「ウィズコロナ」にすっかり慣れてしまったように思える、アメリカ大統領選挙などでもマスクもつけず大密集になっている
あそこまで行けば、平気なのか、開き直っているのか...それは日本でも若者が感染しても無症状ということで、さほど恐れないのに似ている
高齢者だけが恐れて、外出や酒の席に出ないようにしている
ここにきて昨年の1月から予約してもらっていた新年会のキャンセルが相次いでいる。 まだ予約が残っていたのかという驚きもあるし、さもあらんとあきらめの気持ちもある
そもそも、この田舎町では町内会の新年会は、高齢者の集いと言ってもいいほど高齢者ばかり集まる
40代、50代の戸主クラスの人たちは近隣とのつきあいなどさほど重視していないようだ、家族単位での楽しみが優先されているらしい
こうなると感染リスクに敏感な高齢者は集まりを恐れて、新年会はなくなる
わが店にとっては、これは痛いけれど、こうした高齢者の慎重さが田舎の町の感染者ゼロに貢献しているのだろう
感染者200を超えても、未だ死者ゼロの新潟県は立派だ、面積、人口にしても国内ではトップグループ、生産地のコシヒカリを食べているからなのか?

木曽 奈良井宿

2020年11月09日 11時33分14秒 | ドライブ
今朝は強い雨が音を立てて降っている
そんな中にも季節外れの朝顔の大輪が10ほど咲いていた

信州は、どこの県とも違う独特の風情と匂いがある
山ばかりの国なのに、なぜか開放的な雰囲気があるのは空がすごく近いからだろう
夏、晴れた日の高原の入道雲は、北陸の海上に盛り上がる入道雲よりもはるかに大きくて高い

もう一つは、街道である。 信州を走ると、いたるところで中山道に出会う、そしてそれは国道の峠を下ったあたりだとか、宿場跡であったりだとか
たまに車を止めてのぞき込むと、それは草の茂みに覆われて、曲がって下っている、いつか歩きたいと思うが、「いつか」は「やらない」と同じ
中山道には東海道や北陸道とは違う江戸時代を感じるが、馬籠宿、妻籠宿、海野宿などと比べると奈良井宿は江戸時代の風情がない
道幅が広すぎるのか? 宅急便がひっきりなしに入ってくるからなのか?
街道から離れた寺だけが落ち着いた風情を見せる

蕎麦店に入った、くぐり戸を入ると薄暗い店の中には満杯の観光客がいた
勉強会の団体が囲炉裏を囲んで、街道の歴史を学んでいた
五平餅を頼んだ、皿に串に刺さない丸い五平餅が3ヶ、昔、中山道沿いの「寝覚ノ床」で食べた五平餅は幅広い串に餅を伸ばして焼いてあった
味は甲乙つけがたい
奥の部屋から、ここの五平餅が他所と違うのは云々という声が聞こえてきた






利他の心 人の生き方

2020年11月08日 09時39分14秒 | 宗教
京セラといえば稲盛和夫会長、10数年前に録音された経営の極意CDを今になって聞いている
数多い経営ノウハウかと思いきや、それは利他の心、仏の心、魂の浄化といった禅宗の説法に準ずる心のCDであった
とかく商人は利益を求め、売上を求め、毎日四苦八苦して走り回っている
かくいう私とて同じことで、目の前の出来事に目を奪われ手を煩わす、心より目の前の1000円に気が行ってしまう
この世は、お金持ちであればあらかたの夢は実現する、だが有り余るお金を持てるのは1%未満の人間だけだ
99%の人間は、お金を得るためにあくせくと働く、あるいは大多数は一定の範囲の収入に甘んじて生きている
ほかには生きるだけの収入さえあれば、あとはいらぬと、心の満足を求めて自然と共に生きている人々もいる
仏門に身を投じて、ひたすら真理の追及をする仏僧

人は輪廻転生を繰り返している、人が生まれてくるわけは、この世で魂の浄化をするためだという
あの世というものは、必ず存在する、それは魂の世界だと、日ごろからの私の自論に似た話で嬉しくなった
商売がうまくいく、経営が上手くいくためには経営テクニックより、利他=自分以外の人の幸せを願い、奉仕すること を優先すべきだと
僧侶は、そういう悟りを得るために耐え難い荒行を行うという、だが商人は社員と、その家族の生活を守ること、
それこそが利他の心で僧の荒行と同じ効果を生むという、それは善行の一つで、善行の積み重ねは因果応報、必ず良い結果を生むのだと
それは今日の因が、明日の果ということでなく、長い年月をかけて現れるのだ
窮地に陥っても、善行の因果がその傷を小さく抑えてくれる
本当は人も自然界の中で穏やかに暮らすのが一番良い、しかし都会のような欲望渦巻く中で生きていれば、そんな心も失われる
お金で得るものがたくさんある限り、大部分の人はそれを求め続ける、労働でしか食料を得ることができなかった時代は
生産労働者と搾取階級の二つだった、今の世とどちらがいいかと言われれば今の方がいいだろう、だが今の世でも苦しむ人は多い

人生の中で絶望的な場面が出てくるのは避けられない、そんなときでも絶望して命を絶ってはいけない
なぜ命を絶つかと言えば、それは追い詰められた心に余裕がなくなって悲観の渦の中に落ちていくからだ
ダメになっていく状況で、なんとか復活したい、取り戻したいという焦りが追い詰めていくのだ
ダメなものはダメだとあきらめて、心を穏やかにすることが肝心なのだと、人生にしても商売にしても、そういう心を持つことが大切なのだと

歳をとったら、血を吸う蚊を殺すこともできなくなったといった、私もこの頃、その気持ちが強くなった
野菜についている虫が愛おしい、足元を走るゴキブリに「ゴキブリに生まれたのは、お前のせいでないよな」と同情する
どんな昆虫も家の中で見つけたら殺さず、外の草むらに離す、その先の心配まではしないようにする
先日も、アスファルトでのたうっていたミミズを木の枝でつかんで草むらに離した
テレビで母熊を射殺された子熊が二頭、村の柿の木に登って、人が来ても気が付かず必死に柿を食っていたという
それも一頭は捕まって、もう一頭は逃げたという、哀れな話だと思った
熊が人を襲って死者も出た、これも切ない話だ、けれど山の集落の人が、今年はクマを200も取ったぞ、などと言う
一でこれだから、日本中で、どれだけのクマが殺され、しかも解体されて「うまいうまい」と食べられたのだろうか
人間こそが、すべての生物を襲うもっとも凶悪な生物なのだ、まさに自利のために他を殺すこともいとわない
生活のための殺生はすべての生物が行っているが、趣味として他の生物を殺すのは人間とわずかな動物のみだ
やはり人は何度も生まれ変わって、業を一つずつ消し去っていくしかないのだろう





コシヒカリ 南魚沼の旅2日目

2020年11月07日 18時00分37秒 | 旅行 新潟県.長野県
いつもは温泉旅行と言えば4~5回は温泉に入るけど、今回は3回にとどめた
かなり自然に近い露天風呂があるらしいが、最近は近くにクマが出没ということで内湯に近い露天風呂だけだった
それでも17夜か18夜の月が頭上に光っていて風情があった、宴会後の二度目の風呂は他に一人いただけで貸切状態だった
翌朝はバイキング形式で?とも思ったが、これだけの人数の御弁当ともなれば大変な作業だから仕方ないのか
入れ替わり立ち代わりで50~60人くらいは会場にいたかな? 密まではいっていなかった
やはり魚沼コシヒカリはうまいので2杯食べた

前日の奥只見ダムのレストハウスの昼食

近い場所の旅だから出発もゆっくり、ロビーでコーヒーを飲んで9時半の出発だ、若女将がバスの中にまで来てくれて、舐めながら行ってくださいと飴をくれた
今日は快晴とはいかないが、陽も差していて旅行日和だ、最初は十日町の清津峡の見学だ
湯沢から山道を30分ほどで到着、平日なのにもう観光客がたくさんいる、乗用車の第二駐車場はかなり歩くことになる
我々はマイクロバスなので一番近い観光バスの駐車場まで入れた
2.5kmほどのトンネルをゆっくり20分ほど歩いて、ようやく終点についた、途中にも渓谷を見る場所が3か所ほどある
この渓谷はプレートの衝突で地上に盛り上がった地層が延々と露出している、迫力がある




終点は谷に向かって半円ドームになっている、その床に5cm程水が張ってあり、写真に撮ると水色の不思議な円形が表れる


今日は私に代わって、プロドライバーのM氏が運転してくれるので、私は朝から缶ビールを飲み続けだ
そういえば昨夜の宴会では、私はこのあたりの吟醸銘酒、冷えた「上善如水」
(じょうぜんみずのごとし)を三合ほどいただいて、すっかりいい気分だった

十日町博物館で縄文時代の土器などを見学したら、縄文人になる写真撮影があったので面白半分でやったら、隣の縄文時代の風景の中に写真に撮った私がでて
生活を始めた、魚を突き、イノシシを射止めて、ご飯作り、これは面白い
すると画面にまた一人表れて、歩き出した「あれ?誰?」と言ったら、後ろから「私です」と一人で来ている中年女性が
私の後で写真を撮ったので、画面に出てきたのだった、どうやら写真を撮るたびにこの世界の住人が増えていくらしい
「共同生活が始まったようですね」と私が行ったら、その女性もにっこり笑った、ちょっとおもしろかった

旅の最後が昼食というのも初めてだ、博物館から5分ほどのこのあたりでは有名な、蕎麦の「小嶋屋総本店」で
駐車場には乗用車が20台ほど満車だ、でも予約で我々のバスレーンが確保されていた
中に入ると空き町のお客さんが数名いた、でも我々は予約ですぐに個室に通された、またビールで乾杯!、ほとんど私が飲まされた
ここのそばのつなぎは、麩のりである、腰が強くつるつるとして食感が良く、甘い味、そして汁も癖のない薄甘口で美味しい、蕎麦湯もおいしかった


お土産に、ここのそばと、そばつゆと、柚子唐辛子、それとうどんを買ってきた
このまま帰路に入れば4時には家についてしまう、女子に聞いた
「このまま帰って4時に家に着いて、旦那の夕飯つくりしたい人?」
誰も手を上げない、それで長岡の国営丘陵公園に寄っていくことにした
明日開催される、新潟県中学校駅伝大会の準備がされていた、生徒たちも練習していた
ここで1時間少々いて、回転していない回転寿司で夕食をとった、満腹満福で帰路に就いたのでした
「はばきぬぎ」が待ち遠しい




なんと雪! 奥只見遊覧~湯沢温泉旅行

2020年11月06日 08時40分00秒 | 旅行 新潟県.長野県
18年続いた高校同期生の「修学旅行」もコロナ渦でとうとう途切れると思ったが、M氏の「今年は旅行どうするんや?」の一声で
その日のうちに私とツー君とY子が相談して、たちまち8名の参加が決まった、そして4日、5日と新潟県南魚沼近辺への旅行を決行した
参加者は男4女4で第一回に次ぐ少ない参加者だったが、基になるおなじみメンバーばかりだからにぎやかさでは負けない
全メンバーは東京、名古屋を含めて20人ほど、その中で19年連続皆勤賞は私一人になった、初期メンバーからは病気で参加できなくなった人も数名いるし、70歳の今日までに癌にかかったメンバーが5人いる
そうでない人も、どこかどこかに体調不良があり、私とて100%健康とは言えず、高齢者並の症状も少し出てきたようだ
動けるうちに、旅行なりをして楽しみ、友達との思い出をたくさん作っておきたい
今回は日本一おいしいお米『魚沼コシヒカリ』の産地、魚沼市と南魚沼市の旅だ、観光は越後ワイナリ―とメインの奥只見ダム湖の遊覧、そして雲洞庵が第一日目
雨男は誰だ? なんと降水確率100%と最悪の予報、しかも気温は最高8度という、これでは標高が高い奥只見は雪かも
越後ワイナリーは冬に2m以上も積もる雪でワイン製造の部屋を冷やす方式をとっているそうだ、そのため保冷の費用はゼロでできるのだとか
ところが、昨冬は小雪で1mほどしか積もらなかったので、トラック50台チャーターで雪運びをしたので高い経費がかかったと言っていた
生産量が数万本と少ないので、新潟県内にしか流通していないワインだそうだ、渋みを抑えた赤ワインとかあったので自分用に赤白一本ずつ買った
それから奥只見に向かう、もうシルバーラインの入口あたりからみぞれ混じりになってきた
心配君は、行けないんじゃないかと心配を始めた、船も欠航じゃないか?、運転手の私は「行けるところまで行くから、ダメなら戻るし心配するな!」
すると旅行社の社長から携帯に電話が来て「雪はあるけどダムまでバスが行っているそうだから行けそうです、船も動いています」とのこと
勇気をもらって出発、だが中間点付近で緩いみぞれ雪が10cmほど積もっていた、それでもスタッドレスタイヤにしてあったので滑る心配は少ない
ダムの駐車場では、もう除雪車が除雪をしていた、ここで昼食だ。 山菜の漬物や和え物が5種ほど、イワナの塩焼き、山菜とエビの天ぷら、ここだけの桜マスのさしみ、味噌汁は具沢山のけんちん汁、もちろんご飯は魚沼コシヒカリ
美味しい昼食をいただいた
食堂の前から乗り物が出ている、これに乗って4分、そこから徒歩5分で船乗り場につくという、しかし冷たい雨が降っている
履物は平場用の者が多いので足元が心配だ
寒々とした奥只見ダム
これに乗っていく、着くと駅員さんが清掃と消毒を始める
この雪道を氷雨の中、5分歩く、手がはじかむ
湖も冬景色






30分の周遊コースは、アッと言う間に終了した

ここ小出から六日町まで再び高速道を走る、雨は次第に小雨になってきた
今度は雲洞庵(うんとうあん)の見学だ
ひなびた小さな尼寺で、古い庵と小さな庭でもあるところかなと想像して行ったら、とんでもなかった
うっそうとした大木の林、苔むした御庭と石仏、庭園は鮮やかな紅葉で彩られ、京風の趣がある
上杉謙信以前の関東管領上杉氏の菩提寺であるとか、そして上杉謙信、武田信玄も帰依した名僧の住んだ寺だという
圧倒されて帰ってきた









今夜の宿、湯沢温泉へは4時半に到着、検温してからフロントに入った
今年初めて温泉に入った、ついに念願叶った
旅行も今年初めてだ、ずいぶん世の中も変わってしまった、全員がマスクをしている、なんか異様な世界になったと思うが仕方ないね
移さず、もらわずだから、広いお風呂に入っても10名もいない、少しほっとした
複数の友達と酒の席というのは4~5回あったが、カラオケを歌うのも今年初めて、13000円もするから1時間少々、隙間なく20数曲かわるがわる歌った
カラオケは危険というけれど、感染者ゼロのわが町の住人ばかりだ、恐れることはない、罹るならバスの中で感染している
高齢者は若者と違って無症状でいられない、感染していたらとても旅行どころではないし、熱が出るのは確実
検温もみな無事通過している、誰もそんな心配をしないで大いに楽しい夜を過ごした
そしてそのあとはこれも今年初めてのマッサージにかかった、肩こりが奥の奥まで入っていて辛かったから
気持ちよかったなあ~、マッサージさんに聞いたら、400人収容のホテルだが150人弱で制限しているとのことだ、それでもそれだけ来てもらえば
明日は晴予報だ、楽しみだ