こんにちは石井伸之です。本日は金曜日ですので朝の市政報告を国立駅南口で石塚議員、松嶋議員と共に行い、帰宅してからは、松本洋平代議士とお会いしたいという方と日程の調整や私の受け持っている自民党の党費徴収に回りました。その後は市役所で様々な事務仕事をこなしてから、表題の通り、赤坂プリンスで行われる自由民主党東京政経フォーラムへ向かいました。
ニュースやマスコミ紙面を賑わせている、自民党総裁候補による初めての演説が行われますので、東京中から様々な関係者が集まっており、6000人近くが入る第一会場は到着した時点で満員で、我々は第一会場の様子を写した第三会場に入りました。1万人を越える方が集まったわけですが、それに負けず報道陣の集まり方は半端ではありませんでした。自民党総裁候補が何を掲げて、日本をどのような方向に進むのか大変興味のあるところです。
まずは幾人かの来賓挨拶の後に、武部幹事長の挨拶があり、それからパネルディスカッション形式で、石原東京都連会長をコーディネーターに、総裁候補とされる安倍官房長官、谷垣財務相、都連を代表して与謝野国務大臣、もう一人の総裁候補である麻生外務大臣はアセアン外相会議によって出席できず、ビデオにて意見を言われておりました。
どのようなことを話していたかと言うと、ディスカッション形式で話しが進みましたので、各総理候補と石原会長が様々なテーマでやり取りをするもでした。おおまかに各候補が話していたことをまとめてみます。
安倍官房長官
-その先の日本を考える-という事について
人口が減少することによる不安があることは確かですが、人口減少の日本でも経済成長のできる経済システムについては、アジアの目覚しい経済発展と共に、日本が経済成長できるように努力する。そして、損得だけではなく社会に貢献することによって経済が発展するべき。
-東京をどのように見るか-
東京都には世界の競争力に打ち勝つ必要があり、地域には地域の良さを伸ばす施策が必要。
谷垣財務相
-日本に欠けている物は-
高度経済成長時代に味わった、成功体験を乗越えることは人間にとって大変難しいことであり、小泉総理は創造的破壊によって魅力ある日本の創造ができるようになった。そして、信頼の絆というものを大事にしていきたい。
-東京をどのように見るか-
東京には古さと新しさが混在する多様な町であり、チャンスのある町だと思う。しかし、その一方で町が大きすぎで地域の連帯感が希薄である。
麻生外務大臣
-東京をどのように見るか-
東京はダイナミックで、海外から見れば治安が良く綺麗な町であるという自信を持つべき。ただし、あまりの一極集中は効率の悪さが出る。
-その他-
教育については、しつけやガッツの部分が60年かけておかしくなったので、60年かけて立て直すべきであり、幼児からの義務教育ということも検討すべき。日本は悲観論が好きな国民性であるが、日本には底力があってそれを信じる必要がある。東アジア諸国が現在直面している公害や貧困といった問題は、日本が昭和30年代から40年代に克服していったので、希望と意欲を持って前に進んで行くべき。
というように、こういった形で議論が展開されました。今後とも、自民党総裁がどのように決まっていくのか、動きがあり次第ご報告させていただきます。
ニュースやマスコミ紙面を賑わせている、自民党総裁候補による初めての演説が行われますので、東京中から様々な関係者が集まっており、6000人近くが入る第一会場は到着した時点で満員で、我々は第一会場の様子を写した第三会場に入りました。1万人を越える方が集まったわけですが、それに負けず報道陣の集まり方は半端ではありませんでした。自民党総裁候補が何を掲げて、日本をどのような方向に進むのか大変興味のあるところです。
まずは幾人かの来賓挨拶の後に、武部幹事長の挨拶があり、それからパネルディスカッション形式で、石原東京都連会長をコーディネーターに、総裁候補とされる安倍官房長官、谷垣財務相、都連を代表して与謝野国務大臣、もう一人の総裁候補である麻生外務大臣はアセアン外相会議によって出席できず、ビデオにて意見を言われておりました。
どのようなことを話していたかと言うと、ディスカッション形式で話しが進みましたので、各総理候補と石原会長が様々なテーマでやり取りをするもでした。おおまかに各候補が話していたことをまとめてみます。
安倍官房長官
-その先の日本を考える-という事について
人口が減少することによる不安があることは確かですが、人口減少の日本でも経済成長のできる経済システムについては、アジアの目覚しい経済発展と共に、日本が経済成長できるように努力する。そして、損得だけではなく社会に貢献することによって経済が発展するべき。
-東京をどのように見るか-
東京都には世界の競争力に打ち勝つ必要があり、地域には地域の良さを伸ばす施策が必要。
谷垣財務相
-日本に欠けている物は-
高度経済成長時代に味わった、成功体験を乗越えることは人間にとって大変難しいことであり、小泉総理は創造的破壊によって魅力ある日本の創造ができるようになった。そして、信頼の絆というものを大事にしていきたい。
-東京をどのように見るか-
東京には古さと新しさが混在する多様な町であり、チャンスのある町だと思う。しかし、その一方で町が大きすぎで地域の連帯感が希薄である。
麻生外務大臣
-東京をどのように見るか-
東京はダイナミックで、海外から見れば治安が良く綺麗な町であるという自信を持つべき。ただし、あまりの一極集中は効率の悪さが出る。
-その他-
教育については、しつけやガッツの部分が60年かけておかしくなったので、60年かけて立て直すべきであり、幼児からの義務教育ということも検討すべき。日本は悲観論が好きな国民性であるが、日本には底力があってそれを信じる必要がある。東アジア諸国が現在直面している公害や貧困といった問題は、日本が昭和30年代から40年代に克服していったので、希望と意欲を持って前に進んで行くべき。
というように、こういった形で議論が展開されました。今後とも、自民党総裁がどのように決まっていくのか、動きがあり次第ご報告させていただきます。