石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月23日本日の読売新聞朝刊に胃がん8割ピロリ菌原因との記事がありました

2014年09月23日 | Weblog
 こんにちは、今年の6月議会一般質問でピロリ菌の除去を訴えた石井伸之です

 本日は台風が迫っているとは感じさせない秋晴れです。

 休日とは言っても、やるべき事務仕事が山積しており、それに追われました。

 青柳若葉会総務役員として、どんど焼きに向けたお知らせの配布、会費納入のお願いについての配布、石井伸之後援会ゴルフコンペの案内配布などを行いました

 また、石井伸之後援会会長と今後の後援会活動について打ち合わせを行いました。

 事務仕事の合間を縫って、読売新聞朝刊を何気無く見ていると34面に「胃がん8割ピロリ菌原因、WHO専門組織除菌で30%~40%発生減」との見出しが目に入りました。

 記事によると『世界保健機構(WHO)の専門組織である国際がん研究機関の作業部会は、全世界の胃がんの8割はピロリ菌の慢性的な感染が原因とする報告書をまとめ、各国がピロリ菌を考慮した胃がん対策をとるように勧めている』とあります。

 胃がんは日本人が最も多くかかるがんで、年間死亡者数約5万人は肺がんに次いで第二位となっています

 ピロリ菌対策として日本では昨年から内視鏡で慢性胃炎と診断された人に除菌治療を保険適用で行うことが出来るようになりました。

 除菌の効果はまだ十分にデータ化されていないものの、これまでの研究結果の解析では、胃がんの発生を30%~40%減少させ、一人が一年間にかかる医療費も削減する効果が出ているそうです。

 国立市国民健康保険運営協議会会長という立場としても、医療費の伸びを抑える為に様々な対策が必要であると感じています

 そこで、胃がんがピロリ菌の除去によって未然に防ぐことのできるガンであることを知り、一般質問で訴えました。

 正直なところ、地方自治体レベルでは財源的に出来ることは限られていますので、都や国といった大きな枠組みの中でピロリ菌除去が進むよう働きかけたいと考えています。

 ピロリ菌感染の主な原因は、幼少期における感染している大人から食べ物を口移しで与えることによる経口感染、衛生状態の悪い場所での生水を飲むことなどから感染するとのことです。

 成人してからは、ピロリ菌が入って来ても、免疫機能によって撃退することが出来るそうですが、幼少期はその免疫機能が弱いため胃の中にピロリ菌が潜伏すると言われています。

 年代別感染率は、50代以上の約80%を先頭に、若年層になるにつれて下がっています。

 そう考えると、50代以上の方々が高齢化することによって、胃がんに罹患する方が増えるのではないでしょうか

 未然に防げるものであれば、しっかりと防ぎたいところです。

 これから子育てをする若い方々には、口移しで食べ物を乳幼児に与えることの様々なリスク(虫歯菌の感染など)を知っていただければ嬉しく思います。

 

コメント
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