こんにちは、民間企業の最新技術から学ぶ中で、国立市政発展に繋げて行きたいと考えている石井伸之です。
本日は午後1時より調布市にあるNTTe-city Labo(エヌ・ティ・ティ・イー・シティ・ラボ)を国立市議会として視察しました。
昨年5月に松本洋平衆議院議員の元で、小平市・国分寺市・国立市の自民党議員で視察して以来です。
前回の視察から約半年が経過したところ、幾つかの場所が変更しています。
まずは、最初に案内をいただいた場所は、ローカル5Gについてとなっており、Wi-Fiは機械から10数メートル離れると切断されてしまいます。
それでも、ローカル5Gネットワークは200m離れてもネットに接続可能です。
続いて、スマートストアの取り組みは展示場所が新装開店となっています。
次世代型店舗の開発となっており、事前にQRコードを読み込み、クレジットカードと紐づけすることによって、自動改札にかざして店舗内に入場可能です。
人が品物を取る所をセンサーで読み取り、品物を持ったまま出口でQRコードをかざすと決済完了となります。
誤認識の確率は0.1%以下となっており、1000分の1にまで精度が高まっているとのことです。
将来的には無人コンビニのシステムが、このような形で実施されるのではないでしょうか?
続いて、デジタルアート、℮スポーツ、自動運転システム、ドローン技術、遠隔営農実証ハウスにおけるトマト栽培の様子、ICT都市型農園、270度シアターなどを見学させていただきました。
防災に関する各種取り組みです。
特に都市農業システムでは、プランターに設置されたセンサーが24時間農作物を見守っており、追肥、給水などの指示が出されます。
その指示に従って作業を行い、農業に関する知識が無くとも栽培可能です。
また、完全管理されたビニールハウスでは、トマトが栽培されています。
遠隔操作でドローンが室内を飛び回り、営農指導者がモニターで栽培状況を見る中で、給水や温度調節を行います。
重労働である農業を省力化することによって、週休二日で一日の労働時間も6時間程度に抑えることが可能です。
ただ、それには何といっても営農技術者の育成と指導者の維持が課題との話がありました。
℮スポーツについては、既に世界で1.3億人の競技人口とのことから、これからも発展が期待されています。
既に立川市の立飛アリーナでは立川立飛℮スポーツフェスが行われ大変な盛り上がりを見せたそうです。
世界には優勝賞金が億を超える大会が行われていることから、℮スポーツ選手の育成という分野にも教育行政として一歩一歩前に進めることを訴えたいと思います。
こういった視察を重ねる中で、国立市が市民の皆様にとって住み続けたいと考えています。
施設の入口には栽培されたトマトが格安で販売されていましたが、全て売り切れとなっていました。
NTT関連施設で栽培されていたレタスがOKストアやライフで販売されているそうです。
東日本大震災における復旧復興の展示がありました。
冒頭の写真は髙柳議長に撮影していただきました。