こんにちは、令和5年5月15日に立川パレスホテルで、東京国立白うめロータリークラブ30周年記念式典において実行委員長を務めた石井伸之です。
上記の記念式典において小田原きよし衆議院議員を通じて、記念講演を橋本聖子参議院議員に依頼したことを思い出します。
本日は夕方に立川で橋本聖子参議院議員の講演会が行われるということから出席しました。
なかなか聞くことの出来ない貴重な話を聞くことの出来るこういった講演会の機会は非常に有り難く思います。
まずは、パリオリンピックの話から入り、開会式から閉会式までオリンピックの様子を見ると、東京オリンピックの危機管理の素晴らしさを感じたそうです。
その中でも東京オリンピックでは4.5億回ものサイバーアタックを仕掛けられたにもかかわらず、100%回避してシステムに不具合を出さなかったのですが、パリではサイバーアタックで100回以上の不具合が発生してしまい、その対応に苦慮したという話がありました。
スポーツ選手を守るために一番気に掛けなければならないことは薬の管理とのことです。
ドーピング違反に問われかねないことから、選手の皆さんは軽々に薬を飲むことが出来ません。
だからこそ、トータルコンディショニングセンターの重要性が分かるそうです。
疲労した選手の体から乳酸を取り除く為には、冷水風呂、温水風呂、炭酸風呂を活用する中で、体が持つ治癒能力を高め、病気の予防に繋げるという話がありました。
また、外国の方が西洋医学と東洋医学が融合する統合医療が進んでおり、日本は後塵を拝していました。
日本では当たり前の鍼灸、気功などのエネルギー療法、超音波やマッサージによって、手術後のケアや精神的なストレス除去などが取り入れられているという話には驚くばかりです。
橋本聖子参議院議員がオリンピック選手として出場して以来、各国の先進的な部分を取入、現在の日本では国立スポーツ科学センターと各地域の医科学センターが連携する中であらゆる知見が集積されています。
集積された最新先端技術を国民の皆様へ還元する中で、予防医療、予防医学へ取り入れて医療費削減に取り組むそうです。
スポーツ界ではどうしても薬が使えないという部分を全面に押し出す中で、人間本来が持つ治癒能力を引き出すことが大切と感じました。
1時間弱の講演があっという間に感じる程、中身の詰まった濃密な時間だったと思います。
その後は、市役所旧地下食堂で行われる国立市スポーツ協会加盟団体代表者交流会に向かいました。
ちょうどスポーツ吹矢の体験が行われており、吹矢で次々と的を射抜いています。
懇親会の終盤には、スポーツ協会事業部長として第34回くにたちウオーキングについての宣伝をしました。挨拶の様子を髙柳議長に撮影いただきました。
貴重な機会をいただき、司会の副理事長には心から感謝申し上げます。
代表者の皆様には、各協会連盟が抱える問題点や課題を教えていただき本当に有り難く思います。
難しい課題もありますが、一つ一つ丁寧に改善に向けて努力致します。