石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

12月14日 本日は福祉保険委員会に出席しました

2018年12月14日 | 国立市議会
 こんにちは、前期に引き続いて福祉保険委員会に所属している石井伸之です

 本日は午前10時より行われる福祉保険委員会に出席しました。

 今回の福祉保険委員会には重い陳情が付託されています

 陳情第4号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情と陳情第6号 国に対して「学童保育指導員の資格と配置基準の堅持を求める意見書」の提出を求める陳情です

 臓器移植に関する陳情は、死生観や宗教観にも及ぶ非常に重い陳情です。

 陳情名だけを見ると、誰もが採択する内容かと思われるのではないでしょうか

 しかし、陳情内容は臓器移植を早急に推進するものであり、臓器を提供する側に立った視点が欠けているように思います。

 特に、不慮の事故で脳死判定がされた際に、本人の意思が不明確な中で家族の承諾により臓器が提供される点は、そう簡単に結論が出る問題ではありません。

 現在厚生労働省では、臓器移植に関する学校教育やドナーに関する理解を深める努力をしています

 多くの議員より当局への質疑があったのち、討論に入ります。

 討論では採択とするものは無く、全員不採択となりました

 続いて学童保育に関する陳情は、噛み砕いて内容を要約すると、学童職員となる方はしっかりとした資格を取得した方に職員となるようにというものです。

 確かに都市部ではそういった資格取得者を探すことは可能ですが、地方になると難しい現状があります。

 都市部と地方では人材配置にも大きな差があることから、都市部の現状だけを鑑みて軽々に国へ意見を上げるべきではありません

 そう考え、私は不採択としました。

 結果的に採択とするもの少数によって不採択となりました。

 こういった陳情や議案を審査する際に、大きな視野が不可欠です

 その一点だけを見れば採択したいと思いますが、しかし採択することによる広範囲な影響を考慮せねばなりません。

 江戸幕府における第13代将軍徳川家定の正室である天璋院篤姫の言葉「一方聞いて沙汰するな」を胸に刻んで今後とも議会活動に邁進致します。

 話は変わりますが、写真は以前購入したポケモンのドーナツです。

 家族で美味しくいただきました。



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