
こんにちは、段取り八分という言葉の通り、委員会審査前の準備が大切であると考えている石井伸之です。
本日は、3月17日月曜日に行う福祉保険委員会に向けて質疑・討論原稿の作成、MOA美術館国立児童作品展の会計報告書の作成、消防団第一分団に関する資料の作成、5月5日に行われる第35回くにたちファミリーフェスティバルに向けたポスターの検討を行い一日が終わりました。
福祉保険委員会には請願(議員が紹介者となって議会へ請願するものを言います)として社会保険料の引き下げを求める旨の内容が求められています。
誰もが社会保険料が安くなれば喜ぶことは明白です。
しかし、福祉・医療・介護といった国民皆保険を守る上で社会保険料の財源は欠くことが出来ません。
そういった中で、国民健康保険の令和5年現年度収納率は23区平均が約90%、26市平均が約95%、国立市では約97.9%となっています。
多くの方が期限内に納められていることから、国立市は収納率の向上に向けて大変な努力をしています。
例えば収納率を向上させることによって、社会保険料を引き下げるといった何らかの対案があれば議論の俎上に乗せることは可能かと思います。
しかし、単純に社会保険料の引き下げと言われた場合には、歳入欠損額の手当てが無ければ無責任な議論にもなりかねません。
日本の社会保障制度である国民皆保険制度を守る中で、市民の皆様が安心して福祉・医療・介護といった社会保障制度の充実が必要であると考えています。
いろいろと頭を悩ませながら、3月17日の福祉保険委員会では慎重かつ丁寧な議論に向けて努力致します。

昨年のポスターです。