こんにちは、2期6年間国立市農業委員を務めさせていただいた石井伸之です。
農業委員会OB有志によって「農光会」という団体が設立され、私も加入しております。
一年に一度、この時期に農光会では一泊二日での研修視察を行っています。
今年は、静岡県伊豆の国市にある、一般社団法人MOA自然農法文化事業団が運営する「大仁農場」へ向かいました。
水はけがよすぎるために、浅く根を張るキャベツやかぼちゃは不向きです。
逆に深く根を張るさといもや大根といった作物が適しています。
さといもの芽です。
そして、驚くことは土の柔らかさです。
直径1センチの棒が、悠々と1mは潜り込みます。
また、乾燥していると連作障害が出ないというのは目からウロコです。
耕し方も独特で、表層5センチのみを耕し、それ以上深くは耕さないと言われました。
深く耕すと、土が乾燥して細かくなり、表土が風に流されるそうです。
造成台地土(非固結細粒質火山灰土壌)で、地力が低く、流亡が著しい土壌との説明がありました。
土によって耕作方法が大きく違い、大変勉強になります。
自然農法は、土自体が持つ土壌微生物を活性化させる為に、自然環境に存在する落ち葉などを上手に利用して、根伸びの良い土壌環境を整えることを基本に置いています。
農光会の方とも話したのですが、30年前の農薬を大量に利用する農業とは違い、今や有機農法や自然農法が当たり前となっております。
ただ、大仁農場が開所した昭和57年当時は、自然農法に対する偏見の目があったそうです。
天動説が当たり前の時代に地動説を唱えたコペルニクスと同様に、当時の当たり前に異を唱えることは勇気がいることと思います。
それでも、日本の農業を守り、日本人の健康維持に向けて努力されている大仁農場の努力に対して敬意を表します。
今後とも農業委員会OBとして、国立市の農業振興に向けて努力致します。
開所当時は土に力が無く、キャベツの葉が巻かなかったそうです。
農業委員会OB有志によって「農光会」という団体が設立され、私も加入しております。
一年に一度、この時期に農光会では一泊二日での研修視察を行っています。
今年は、静岡県伊豆の国市にある、一般社団法人MOA自然農法文化事業団が運営する「大仁農場」へ向かいました。
水はけがよすぎるために、浅く根を張るキャベツやかぼちゃは不向きです。
逆に深く根を張るさといもや大根といった作物が適しています。
さといもの芽です。
そして、驚くことは土の柔らかさです。
直径1センチの棒が、悠々と1mは潜り込みます。
また、乾燥していると連作障害が出ないというのは目からウロコです。
耕し方も独特で、表層5センチのみを耕し、それ以上深くは耕さないと言われました。
深く耕すと、土が乾燥して細かくなり、表土が風に流されるそうです。
造成台地土(非固結細粒質火山灰土壌)で、地力が低く、流亡が著しい土壌との説明がありました。
土によって耕作方法が大きく違い、大変勉強になります。
自然農法は、土自体が持つ土壌微生物を活性化させる為に、自然環境に存在する落ち葉などを上手に利用して、根伸びの良い土壌環境を整えることを基本に置いています。
農光会の方とも話したのですが、30年前の農薬を大量に利用する農業とは違い、今や有機農法や自然農法が当たり前となっております。
ただ、大仁農場が開所した昭和57年当時は、自然農法に対する偏見の目があったそうです。
天動説が当たり前の時代に地動説を唱えたコペルニクスと同様に、当時の当たり前に異を唱えることは勇気がいることと思います。
それでも、日本の農業を守り、日本人の健康維持に向けて努力されている大仁農場の努力に対して敬意を表します。
今後とも農業委員会OBとして、国立市の農業振興に向けて努力致します。
開所当時は土に力が無く、キャベツの葉が巻かなかったそうです。