石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月10日本日は自民党三議連にて伊吹文明元幹事長の講演を聞きました

2009年02月10日 | Weblog
 こんにちは、昨夜は午前4時過ぎに突如として長女が咳込み、そのまま咳が止まらず、喚きはじめてしまいました。水を飲ませても収まらず、とにかく一階へ降りて部屋を暖め、背中をさすってもなかなか咳が止まらず、救急車を呼ぶようかとも思いました。

 昨年は私も咳のひどい風邪に悩まされており、咳が続くと呼吸が苦しくなるのは非常に辛いものです。ぜんそくを持病としている方の辛さを垣間見るようでした。

 咳は嘔吐中枢を刺激するので、胃に何も無くとも吐き気をもよおすらしく、それがまた辛そうでした。それでもどうにか激しい咳は30分ほどで収まり、再び寝てくれましたので一安心ですが、4歳の長女が苦しむ姿を見るのは非常に辛く、変わって上げたいと思いました。

 それでも、早朝になると午前4時の出来事が悪い夢だったかのように、長女は元気一杯で、無事に幼稚園へ行ってくれました。

 さて、本日は午後3時30分より立川グランドホテルにて、自民党三多摩議員連絡協議会の総会が行われ、その後に伊吹文明元幹事長の講演が予定されております。

 伊吹元幹事長は、歯に衣を着せぬ話し方で、聞き手をぐいぐい引き込んで行きますので、今回の講演も楽しみにしておりました。

 本日の講演は「金融危機をバネに日本の将来を拓こう」という演題で一時間話していただきました。まずは、麻生内閣の支持率低下について、支持率が低下する原因としては、政策が国民と合わないのか、それとも政権運営が拙劣であるかのどりらかで、今回はマスコミ対策や失言による後者が原因であると言われておりました。

 昨年の今頃はガソリンの定率減税で民主党が騒いでいたが、そのようなものはどこ吹く風であり、その原因はアメリカのリーマンブラザーズのように、生産性の無い相場市場を金の力で、石油・穀物・住宅の値段を釣り上げ、結果的には日本の土地バブルと同様に、本来の価値よりも大幅に高い評価を見直され、元の価格に戻ったことによって、持っていた資産価値が下がり、資金繰りができずに焦げ付きが出てしまい、回収不能な債権が噴出してしまったことによります。

 ドルというのは、世界で流通していることによって、ドルにばい菌が付いてしまいそれが世界に流れ、敗血症の状態であると言われておりました。

 日本の円相場は他国の通貨に比べればまだまだ高い評価であり、その証拠に他国の通貨に対する円高が続いております。特に韓国のウオンは2年前の半額という状況です。それに比べれば、まだまだ日本の傷は浅いというのが世界の共通認識ではないでしょうか?

 もしも、日本の国力が他国に比べて明らかに落ちはじめれば、必ずや円安に動くのは当然です。しかし、日本には全世界から注目される様々な最先端の技術が生きておりますので、この円高による輸入のし易い状況をプラスに考えて、素晴らしい製品を安く世界に売り出すことが日本の役目であるように思いました。

 それと、現在の世界的な不況は民間の力ではどうしようもない部分ですから、そういった時に政府がお金を出して、少しでも経済状況が好転するように拠出するという考え方は、その通りであると考えます。

 伊吹元幹事長の地元は京都で、よく立ち飲みやに行くそうですが、そこでは定額給付金の悪口を言われるそうです。しかし、その悪口を言っている方が、舌の根も乾かぬうちに「ところで、伊吹先生、定額給付金はいつもらえるんやろか?」というように、本音と建前が違うことを理解する必要があると言われておりました。

 本日はテレビカメラが入っていないので、様々な本音の部分を聞かせていただき、私としても大変勉強になりました。伊吹元幹事長の1時間は大変短くあっという間に終わってしまったのが大変残念です。

 

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