アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(3月20日)は、11:00-13:00の[アドラー心理学ゼミナール]で橋雅子さん(mixi: http://mixi.jp/show_friend.pl?id=18656021)を講師として「自立と自己受容」の講演が行われました。

橋さんが用意されたパワーポイント2007が私のパワーポイント2003にマッチせず、ホワイトボードに紙を貼っての展開になりました。

橋さん、受講者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

橋さんは最初に、複雑な生育歴(父親のアルコール依存、それぞれの親の離婚・再婚、祖父母が親代わりなど)によって「この家の中で私をも守ってくれる人はいない」という信念が形成されたことから始まり、ご自身の結婚・出産を通じての体験から自立につながり、成長(橋さんは「一生かけて学んでいくもの」と定義)しつつある姿をたんたんと語ってくださいました。

橋さんはこの段階で、3人の子の出産体験を通じて自立のイメージが変わったことを語ってくれました。それは、自分で何もかもやることでなく、

人の手を借りてもいいんだ

ということでした。

さらに橋さんは、学びの体験として以下の講座・活動との出合いを報告してくれました。

CAP(子どもが暴力から自分を守るための教育プログラム)
  ↓
子ども劇場(ここで「子どもの権利条約」にも言及)
  ↓
性教育
  ↓
アドラー心理学

最後に、アドラー心理学の学びの過程で、最近「おくりびと」を観たことにも影響されて、4人の親(「生みの親」の両親、「育ての親」の祖父母)の思いが、しみじみとした「この世界に受け入れられている」という至福感に転じ、「一人ひとりみんなそのままでいいんだ」という、究極の、世界・自己の受容で結んでくださいました。


橋さんのお話を聴いての私の感想です。

感動する内容もさることながら、彼女の抜群のプレゼンテーション能力を再確認し、「この人は2年後に研修講師としても活躍する」という印象を抱きました。

「勇気の伝道者」またまた誕生です。


◎4月29日(水、祝)のゼミナールの講師は、私(岩井俊憲)が担当します。


<お目休めコーナー> ヒューマン・ギルドの近くのマンションの花



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