アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
とても遅い時間の更新です。
2つのことについてお伝えします。
1.欧米~アジアに広がる『マンガ アドラー』
2.某総合食品メーカーの【アドラー心理学 勇気づけ】研修2日目
1.欧米~アジアに広がる『マンガ アドラー』
昨日は、茨城県内での研修を終えて帰宅したら、家に(株)日本能率協会マネジメントセンターから印税支払い報告書が届いていました。
画像をご覧ください。
右の上から順に英語版、フランス語版、スペイン語版、イタリア語版、ロシア語版、ベトナム語版、タイ語版、ブルガリア語版、インドネシア語版、ドイツ語版とあります。
10言語で、欧米のみならずアジア圏内にも『マンガでやさしくわかる アドラー心理学』が翻訳・出版され売れていることがわかります。
以前の韓国、台湾(繁体語)、中国(簡体語)を含めると、13言語になります。
2014年の出版以来、これで154,000部に達するロングセラーがこんなにさまざまな国で翻訳・出版されていることがわかります。
日本語からのものだけでなく、アメリカの大手出版社WILEYから英語で翻訳・出版され、結果として13言語に及んでいるのです。
日本独自のマンガとの融合が起爆剤になっています。
(日本語と英語版)
こちらは、ブルガリア語バージョン。
著者としては、とても有難いことです。
2.某総合食品メーカーの【アドラー心理学 勇気づけ】研修2日目
昨日の9:00~16:30は、某総合食品メーカーの【アドラー心理学 勇気づけ】研修の2日目。
私は前日の質問や、その企業のニーズを把握して、(1)【貢献】の別の意味合い ー ギブと考えるより気軽なシェア(お裾分け)としての仏教の『無財の七施』 ー と、(2)【変革】の心理学的基盤について冒頭にお伝えしました。
2日目の柱は次の3つで、図形を使った「協力ゲーム」も行いながら討議を交えて双方向で展開しました。
・よい人間関係
・共同体感覚
・勇気づけの理論
10年以上この会社で研修を担当している強みが活かされました。
2日間研修を担当してハイ・パフォーマー揃いのこの会社の特徴が如実に出ていました。
・「人は変われると思うか?」や「あなたは、欠点があったとしてもご自分を受け入れていますか?」の質問に対して9割の人たちがイエスと回答
・「外発的動機づけ VS. 内発的動機づけのどちら?」の設問には全員が「内発的動機づけ」を選択
講師の私に対しては、前日同様【気配り】が見られました。
昼食のために食堂に行くと、食堂の方が丼ものについて「先生のはこちらです」と、ご飯を軽く盛ったどんぶりを用意してくれていました。
研修担当の方が伝えてくださっていたようで、こういうところまで共感力が発揮されていました。
研修が終わってからは、研修担当の方から「今までにない盛り上がり」とのお言葉をいただき、手分けして依頼していたタクシーに乗って会場を後にしました。
講師満足度も極めて高く、受講者、研修担当者の方に感謝申し上げます。
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