おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨晩、朝早く起きて高千穂に行って高千穂神社、天岩戸神社を回ることを決めて寝たら、4時前に目が覚めてしまいました。
楽しみで楽しみで仕方がないのです。
さて、月曜日に『心の雨の日の過ごし方 ― 失意の時こそ、人生味わい深くなる』の「あとがき」をPHP研究所の若林さんに出して、私の仕事は完結しました。
やっと定価が決まったようです。1,300円+税。
この本には、「心の雨の日を過ごす五つの知恵」として、重要な5つのメッセージを込めています。
第一の知恵 変えられることと変えられないことを見極めよう
第二の知恵 老病死の主人公になろう
第三の知恵 よき師(メンター)を持とう
第四の知恵 真の楽観主義を選び取ろう
第五の知恵 いかなる時も勇気を持とう
第1の知恵については、人生における変えられること、変えられないことに関して、プロテスタント神学者、牧師、政治学者のラインホールド・ニーバー(Reinhold Niebuhr、1892―1971)の「平静の祈り」という言葉を引用しています。
ちなみに、この言葉は、さまざまなバリエーションがあるのと、引用する人によっていろいろな表現がありますが、私は、中村佐知さん(翻訳家)の次の文章を使いました。
平静の祈り
神よ、私にお与えください
変えることのできないものを受け入れる平静な心を
変えることのできるものは変える勇気を
そしてそれらを見分ける知恵を
原文は、次のとおりです。
The Serenity Prayer
God grant me the serenity
to accept the things I cannot change;
courage to change the things I can;
and wisdom to know the difference.
(ラインホールド・ニーバー;日本語訳:中村佐知(C)2002)
この文章を使いたいために中村佐知さんに引用の許諾を申し入れたら、
「御本が、多くの方たちの励ましとなりますよう祈ります」
と書いて、すぐさま許諾のメールが来ました。感謝しつつご報告申し上げます。
ちなみに、中村さんは、次のような翻訳書を出しておられる、アメリカ在住のクリスチャンです。
『厄介な上司・同僚に振り回されない仕事術』(ヘンリー・クラウド 著、エヌティティ出版)
『あなたはどこに愛を探していますか?』(シャノン・エスリッジ 著、いのちのことば社 )
<お目休めコーナー> 上野駅で②