おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(7月20日)は、教え・学んだ1日でした。
10:30~12:00に早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で「オープンカレッジ」 「勇気づけの心理学:アドラー心理学の実践」の第2回目を担当。
平均年齢60歳を超えると思われる人たちにアドラー心理学の「勇気づけ」を伝えてきました。
オフィスに戻ってからは、8月9日(木)から11日(土)まで3日間担当する第135回日本カウンセリング学会・栃木研修会「カウンセリングに生かすアドラー心理学」 の資料作りに励んでいました。
そして、19:00~20:40は、東京都中小企業診断士協会中央支部ビジネス創造部主催の「AI時代のウェブマーケティング」セミナーを受講してきました。
ここには、平均年齢50歳くらいの中小企業診断士が定員40名のところ60名も押しかけ、エアコンが効かず汗だくで学んでいました。
私は、いつものように最前列に座って受講しました。
最先端の内容だったので、私自身今後咀嚼が必要な分野でした。
家に帰ると、7月15日(日)に 熊野英一さんと 加藤隆行さん からいただいた『アドラー式子育て 家族を笑顔にしたいパパのための本』(熊野英一著、小学館クリエイティブ、1,300円+税)を読み終えました。
これは面白い!
構成もしっかりしています。
タイトルのとおり、「家族を笑顔に」するためにパパが読んで実践してほしいアドラー心理学の子育て必読本です。
「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」で伝えている幸せの3条件の(1)自己受容、(2)他者信頼、(3)他者貢献を基調に「勇気くじき」に代わる「勇気づけ」や、ご家庭や子育てで遭遇する「あるある、そんなこと」にアドラー心理学の理論をもとにパパの悩みを解消してくれる本です。
その辺が面白いです。
この本の大部分を占める第2章では、悩みを抱えたパパ8人に熊野さんがカウンセリングを行い、<家庭でも仕事でも使えるアドラー理論>で解説し、その後の<試してみたらこうなった>でその後の効果が確認できるようになっています。
なお、この中のパパの一人に 宮本雅史さん が登場しています。
第3章の「『ママのキモチ』を予習しよう」には、『イライラしないママになれる本 子育てがラクになるアドラーの教え』(秀和システム)の著者の 野口勢津子さん がご自身の本に書いていらっしゃらないママの本音をズバリと語ってくれている部分になりました。
この展開がこの本の構成がしっかりしていると思ったところです。
これは、著者の熊野さん、ライティング(第2章カウンセリング、第3章担当)の加藤さん、イラストのエイイチさん、編集の酒井 徹さん(小学館クリエイティブ)の最強クァルテットのチームワークの産物なのでしょう。
この本ができるだけ多くのパパたちに届き、「家族を笑顔に」できることを願っています。
パパたちだけでなくママにもお勧めですよ。
「パパたちはこんなことを考えているんだ」を知るためにね。
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