おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。
数年前から私的な年賀状の宛名書きを手書きにしています。
理由は枚数が少なくなってきたことと、どうせならば一人ひとりとの思い出を紡いで感謝の心を新たにしたいためです。
年齢は40歳代から90歳前後の人、関係は親戚から職場関係、古くからの友人。
職場関係では、前の会社を退職してから40年近くになるのに、その後の交流があった人、お世話になった人を中心に感謝を込めて宛名書きをします。
すると、2つか3つの思い出が蘇ります。
お酒を巡っての失敗、喧嘩の思い出もありますが、多くはありがたい思いでが大半です。
頼りのするのは、昨年いただいた年賀状と一昨年の後半にいただいた喪中はがき。
必ず年賀状の文面を読み返します。
そして、そこに書かれていたメッセージに注目し、それに相応する添え書きを加えます。
もう1つ留意していることは、お名前を略すること、違う表記にすることは決していたしません。
渡辺さん、斎藤さん、高橋さんにはそれぞれ2種類、あるいはそれ以上の書き方があるので、忠実にいただいた年賀状のお名前のとおりにします。
これは、本にサインするときも守り続いているマイルールです。
ありがたさの感覚は何度も何度も反復しても無駄ではありません。
かつて愛読していた薬師寺の管主の高田好胤さんが本に書いていた言葉を思い出します。
「恨みは水に流せ。恩は石に刻め」
年末にもう一度恩を石に刻むひと時、それが私の年賀状の宛名書き。
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