アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月17日)は、夕食にちょこっと出かけたのを除いて12:30から20:30まで7時間以上ヒューマン・ギルドで過ごしました。
私にとっては「生活のリハビリ」で、戸締りを自分でして、快適な足取りで帰宅しました。
■「生活のリハビリ」に関連して2024年6月11日付けブログ「十分な睡眠と水分、そして断酒:3つのリハビリ概念と共に」でこんなことを書いています。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20240611
「リハビリ」=「体のリハビリ」+「心のリハビリ」+「生活のリハビリ」
「医学的・心理学的な指導や機能訓練を施し、機能回復・社会復帰をはかる」ためには、心身だけでなく生活面にも変化がもたらされなければならないのです。
ところで、私を快適にしてくれたのは、18:30~20:30に行われたマネジメント・カウンセリング研究会の例会での読書会でした。
テキストは『あなたを変える 行動経済学』(大竹文雄著、東京書籍、1,430円)。
発表者にあらかじめ担当章が割り当てられ、発表をもとに質疑応答・意見交換が展開されます。
「行動経済学」は、思い切った言い方をすれば「経済学+心理学」で、「地政学=地理学+政治学」のように、異質の学問が融合されて、現代の新たな課題に提言力を持つ学問です。
実は私、この会の代表を30年以上務め、このパターンで中小企業診断士の仲間と学び合っています。
私の意図は「マネジメント+カウンセリング」という異質なものの結びつきです。
マネジメント・カウンセリング研究会では、7月から『なぜ、それでも会社は変われないのか』(柴田昌治著、日本経済出版、1,760円)に取り組みます。
著者の柴田昌治氏は、株式会社スコラ・コンサルトの創業者で、20万部超のベストセラー『なぜ会社は変われないのか』を世に問い、日本企業の風土改革に貢献されてきた方です。
ところで、株式会社スコラ・コンサルトで長らくプロセスデザイナー(いわゆるコンサルタント)をお務めの杉本優美子さんをお迎えして8月4日(日)11:00~13:00開催のアドラー心理学ゼミナールで「組織開発・組織風土改革の観点からアドラー心理学を考える」のタイトルでご講演をお願いしています。
確認と申し込み
会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1177
オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1178
トヨタなど自動車メーカーの認証不正が今朝の新聞の第一面を賑わしています。
私の見立てでは、このようなことは組織風土に問題ありです。
「組織開発・組織風土改革」に長年関わってこられた杉本さんから、企業のみならず組織の風土改革についてのご提言をいただけそうです。
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<お目休めコーナー>6月の花(18)