アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
1.昨日は久しぶりにヒューマン・ギルドで家族カウンセリングを行いました。
カウンセリング終えて自分のアイデンティを感じました。
オフィスにいるとメールが入りました。
『マンガでやさしくわかるアドラ心理学 人間関係編』の重版の連絡です。
13刷、1,000部重版で累計29,500部になります。
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学人間関係編』は何と来年、ロシアで翻訳・出版されることが決まっています。
著者として微妙な心理ですが、プーチン大統領に届けばいいな、と願っています。
これによって『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』のシリーズは3冊の累計が231,500部に達しました。
第1弾は4月に、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編』は5月に重版が決定しています。
ここで私は著者としてのアイデンティを感じました。
夕方にはある出版社から月刊誌の巻頭言の執筆依頼が入りました。
とてもうれしくなりました。
私は入院・手術その後の治療によってかなりのものを失いました。
最大の喪失は研修の機会です。
3月から6月まで外部で行う講演・研修の機会はゼロになりました。
オンラインの研修こそやっていますが、リアルでの研修は極めて稀です。
私にとって研修はカウンセリング、執筆と併せてアイデンティの1つです。
そのアイデンティティが崩壊してしまったように感じていました。
例えてみると賽の河原お地蔵さんの気分です。
積んだ石が壊された。
それでもお地蔵さんとして石を積みます。
ひたすら何かを願いながら、祈りを込めて忍耐強く。
リセットし、再創造のつもりで石を積んでいきます、感謝の気持ちを抱きながら。
2.今夜配信メルマガの予告です。
本日の19:00に「双方向性+巻き込みで構築される【学びの共同体】」のタイトルのメルマガが配信されます。
巻頭言の最後に次のような「この指、止まれ!」の呼びかけをしています。
ご関心のある方は、info@hgld.co.jp 宛てにご応募ください。
NHK連続テレビ小説「虎に翼」を観ていると、戦後の日本の荒廃状況の中で家庭裁判所が創設され、寅子が活躍していく状況は、第一次世界大戦後のアドラーのウィーンでの貢献を連想させます。
今後の日本の教育に示唆するところが大きいとも言えます。
そこで、志のある方は、ニュースレターの「優越性と共同体感覚-アドラーの伝記」のNo.57(3月号)からNo.59(7月号)までを【前回までのあらすじ】を除いて、第一次大戦後の10年間、アドラーをはじめとするウィーンの個人心理学者たちが多くの物質的な困難にも関わらず、特に(1)成人教育(2)学校改革(3)教師のトレーニング(4)児童相談クリニック、について顕著な足跡を残したことについてまとめてくださいませんか?
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