アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日は半年ぶりにエアコンのフィルター掃除をしました。このように日常生活においてルーティーンを取り戻そうとしています。
今日は3つのことをお伝えします。
1.第87期ドラカウンセラー養成講座4日目のこと
2. 3つを結びつけて見える日本の教育の未来像
3.メルマガに書いた「この指、止まれ!」について
1.第87期ドラカウンセラー養成講座4日目のこと
昨日は第87期アドラカウンセラー養成講座4日目を行い、メインとしてカウンセリングのデモンストレーションとある受講生のライフスタイルの読み取りの前半部分を行いました。
(写真提供:サポート役兼受講者の野口久美子さん)
みんな熱心に食らいついてくれました。
この方の世界像のポジティブな側面が読み取れました。
この方の発想の原点にあるのは、「たとえ・・・・だとしても」ー英語で言うと”Even if"ーです。客観的には辛いしんどい状況があったとしても、この方のポジティブに転換する素養は並大抵なものではないことが窺えました。
2. 3つを結びつけて見える日本の教育の未来像
最近3つのことに関心を持っています。
1つは、NHK連続テレビ小説「虎と翼」のことです。
戦後の荒廃期に家庭裁判所の設立・運営に邁進する寅子や仲間たちにの姿にアドラーが第一次世界大戦後にウィーンを中心として活躍するアドラーたちの姿が重なります。
2つめは、ビクトール・フランクルのことです。
6月16日(日)にNHK Eテレで「シリーズ ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある(3) 豊かさの中の『空虚』」が放送されました。
明日6月22日(土)午後1:00~2:00に再放送されるので、ご視聴を強くお勧めします。
第二次世界大戦後に世界を襲った「空虚感」に対してフランクルが「人生には意味がある」と主張し続けたことは、今、新たな装いをもって私たちに迫っています。
3つめは、アドラーが中心となって推進した第一次世界大戦後の教育改革についてです。
アドラー心理学を学ぶ私たちは、上の2つのことに絡めつつ何らかの回答を出さなければならないとも言えます。
3.メルマガに書いた「この指、止まれ!」について
詳しいことは、昨日配信のメルマガをお読みいただくとして、2の3つを結びつけると、なんとなく日本のこれからの教育のあり方に必要なことが見えてきます。
「この指、止まれ!」には、何人もの方々からご応募いただきました。
ご質問もありました。
詳しいことは、明日のブログに書きますので、もう1日お待ちください。
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